夢を見た星空の夢
神話の主人公達が
所狭しと並んでる

魚は見えるのにね
釣竿が無いんだよ
ひどく悔しい夢だ

学校と会社が混在
当然僕の席はない
みんな楽しそうだ

大好きだった娘は
見知らぬ誰かの隣
僕が望んだことさ

懐かしい人たちが
目眩に絡まり出し
得体の知れない渦

その極彩色の渦が
脳の壁を抉るんだ
否定の罵倒が響く

先生だけは大丈夫
思う先から崩れて
ハデスの顔が回る

銀河が濁流と化し
溺れて呑み込まれ
流されて大瀑布へ

兵士が探し始める
浮かべば撃たれる
潜るしかないんだ

苦しいけど温かい
辛いけど死ねない
水草が足に絡まる

明日は晴れるから
きっと川は涸れる
たぶん助からない

ひどく疲れてるな
もう少し下流まで
流されてみようか

星空の顔が一斉に
意地の悪い笑顔で
僕の最期を嘲笑う