叔父が棺の中で喋り出した

“柄でもねえ
止めとくれ、そんなに花を載せるなって

こらっ
顔をぺたぺた触るなよ、背筋がぞっとするじゃねえか

おいおい
しんきくさい顔をするなよな

こっちまで湿っぽくなっていけねえや

大丈夫だって
もうどこも痛くねえからさ

世話になったな
ありがとよ

みんな仲良くやってけよ
おいらぁ、幸せだったぞ”

みんな骨と煙になります。
でも人の命はつながっている気がします。
僕はべらんめえ口調の叔父から命の端を渡されました。

僕はこの人が好きでした。