朝の太陽と硝子の様な空


淹れたての珈琲を一杯と
干し杏を口に放り込んで
東の方角行き止まりまで
今日も椅子に座りに行く


寿司詰めの上り満員電車
様々な体温で曇る車窓に
無言の不快と歪んだ景色
それでも毎日まだ続ける


珈琲の香を忘れない間に
干し杏の味が残るうちに
ここを抜け出せればいい


珈琲の香を忘れない間に
干し杏の味が残るうちに
西に向かい歩ければいい