小学校の先生の災難
Udemyというオンライン教育ベンダーでJavaの入門コースを作成していますが。。ある時点で、2020年度からの日本の文科省監修の指導要領でプログラミング教育がはじまりまるので対応しようと思ったのが悩みのはじまり(笑)。
この指導要領は最終的には、大学のセンター試験に組み込まれるまでやるようです。
で、来年からは小学校でプログラミング教育が行われます。しかも既存の先生がしなければなりませんので先生方は戦々恐々だと思います。
気の毒にくらいに思っていましたが、どうもブラックフライデーのあたりから急激にC言語(現在最高評価を受けています)のコースの受講者さんが急増したんですね。
最初はブラックフライデーのためと思っていましたが、過去の同時期の伸びとは全く違います。
なぜだろうとおもっていましたが、はたと気が付きました。
もしかしたらプログラミング教育のために自分がプログラミングを覚えようという先生が多いのかもしれません。しかも小学校の先生です。
ちまたでは、小学校のプログラミング教育に誤解があって、スクラッチを使えとか、親の皆さんは、タブレットやノートPCを買い与えなければいけないんでしょうかとかいま大変に混乱しているのですが・・・「が」
文科省の最終的な指導要領では、小学校のプログラミング教育に、スクラッチやデバイスを使った教育を行うとは決まっていないのです。つまり現場の判断でしょう。
となると、予算の問題からPCを使わない教育になるはずです。しかも指導要領には、プログラミング的思考の教育が目的であると明記されました。┐(´д`)┌ヤレヤレ 先生がたはホント災難です。
18歳以上が対象の専門学校でも、教えるのが一番むずかしい分野がプログラミングですから。
Javaのコースでこの部分を吸収するべくかなり考えて、オリジナルの指導方法で行こうと決めています。子供向けではなく先生向けにです。