先日訪れた「埼玉県立近代美術館 ウルトラマン・アート!展」の感想です。
ウルトラマンと言えば、直球ど真ん中の世代で、
特にウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンは、
再放送も含め、何回見たかわからないほどです。
(もちろん、DVDも買い揃えました)
子供の時は、単なる特撮番組、
怪獣対ウルトラマンの戦いを見るのが
目的のほぼすべてでしたが、
今、改めてストーリーや設定、
怪獣、宇宙人等の造形を見ると、
40年以上前に作られた作品とは思えないほど、
斬新な魅力があります。
例えば、解体新書(杉田玄白)の中に、
「鼻とはフルヘッヘンドせしものなり」という一文が出てきます。
それなりに有名なエピソードなので、詳細は割愛しますが、
この「フルヘッヘンド」という言葉の意味は「堆起」、
つまり周囲よりも高い、盛り上がっている事を指します。
確かに鼻は顔の中で周囲よりもり上がっていますよね。
もしこれが逆だったら…。
シャドー星人の顔の造形の原案はこれだそうです。
(判らない人、スルーしてください。ヲタのたわごとです。)
その他、ジェットビートル、ウルトラホーク1~3号のデザインは、
実用性は抜きにして、今でも通用すると思いますし、
もし、ポインターが走っているのを見ようものなら…。
怪獣が出てくる理由について考えて見てください。
無理な(過剰な)自然破壊により、
山奥に眠っていた、ひっそりと住んでいた怪獣が暴れて…。
これって完全に自然破壊ですよね。今の感覚では。
今、これらの作品(←あえてこう呼びます)を見直すと、
何か新しいものに触れたような気がするのは、
それだけ作品の完成度が高いと言う事だと思います。
ストーリー、造形、すべての点において。
これは、ウルトラセブン第8話「狙われた街」の一場面です
この作品では劇中でタバコが非常に効果的に使われています。
(ご存じなく、興味のある方はご覧になってください)
ま、今の感覚で考えると、突っ込みどころ満載なのですが、
劇の最後に語られる言葉が、未だに印象に残っています。
40年以上経っても、人がそれほど成長していないことに
少なからず情けなさを感じます。
【減煙開始86日 禁煙74目】
睡魔 【☆☆☆☆★】
吸い魔 【☆☆☆☆★】
一言
