娘の英語力を証明するためのDuolingoでアカウントをブロックされ、TOEFLを受験することでのみ英語力を証明せざるを得なくなったという話を以前書きましたが、9月に初めてTOEFLを受けて以来、ずっとスコアが伸び悩み続けていました。
月に2回のペースで受験していますが、秋には1ドル150円になったときもありますし、
1回の受験料が$245もするTOEFLは我が家の家計に大打撃であることに変わりはありません。
(我が家のように悲惨な目に遭わないためにも、Duolingo受験するときは、慎重に行ってくださいね。)
スコア全体としては徐々に上がってきて、初回の50台から70台まで上がりましたが、どうしても80点の壁が越えられません。
既に出願している大学もありますし、最終的に書類の審査をされたときにスコアが足りなければそこで落とされる場合もあるでしょう。お尻に火がついていました。
そこで、ネット検索してTOEFLの指導をしているある会社と契約をしましたが、これが、大きな間違いでした。
始めの段階から、何点スコアをあげたいというがなぜその点数でなければならないのかといった意味不明の質問攻撃をされたり、早く指導を受けたいがいつから始まるのかと質問すると、こちらのやり方に反論はしない約束だから反省してくださいなど、契約者同士の会話とは思えない文面のメールが娘宛に送られてきていました。
一向に学習が始まらないにもかかわらず、娘は律儀に毎回メールに返信をしていました。
私が気が付いたときには、娘はかなり精神的に病んでいて、「お金の無駄になるかも知れないけれど、〇〇や○〇など言われ続けて、何度謝っても許してもらえない、辞めたい。」と言ってきたことで発覚しました。
即刻、私から担当者の変更を求めましたが、娘は18歳で成人しているのだから保護者の言い分は受け付けないなどと言ってきたり、法的な手段に出るなど高飛車な対応をされたりしました。
これはプロの詐欺だと思ったのでこれ以上の交渉を諦め、お金は戻ってきませんが契約解除をすることにしました。
解約を解除するためにインターネットの画面の契約時に同意させられた約款みたいなところにある小さなバーを何度もクリックし、何度押しても反転しないボタンを何度もクリックしてやっと解約できました。
本当に恐ろしい経験をしました。ここにその会社名を公表し、我が家のような被害者が2度と出ないようにしたいくらいです。
レビューを見ると散々なことが書かれているので、きちんとレビューを見て頂ければ大丈夫だと思います。
今回は私のリサーチ不足が大きな原因で、娘も巻き込んでしまい大いに反省しました。
娘の心身の疲労が心配ではありましたが、もう関わらなくてよいことを伝えるとホッとした顔をしてくれたので、気持ちを切り替えて頑張ろうとしか言えませんでした。
ちなみに、夫にこのことを話したところ夫が消費者相談センターに相談に行ってくれました。しかし、夫は又聞きなので事の顛末を詳しくは知らないことと、やはり契約している娘が18歳ということで、本人が来ないと記録に残せないようでした。
また、ウエブ上の教育指導の契約ってまだ法が未整備な面もあるようです。
我が家のような辛い目に遭う人が増えないように、受験が落ち着いたら改めて相談に行きたいと思っています。
この会社の評判はネットで調べればすぐに分かりますが、下調べが足りなかった親の責任を痛感しています。
Duolingoの件と言い今回の件と言い、娘自身の問題というより結局は親の物事に関わる姿勢とかものを見る目とかを問われている気がして、反省しきりなのでした。
TOEFLのスコアを自分自身の学習だけで伸ばすことに限界を感じていた娘ですが、夏休みにお世話になったしけんや先生ともう一度契約することになりました。
それに加えて、中国のTOEFL受験者用のサイトで、何度も練習問題を解くことにより、受験勉強を続けることにしました。