興味のある人だけが読む長い独り言 | たきざわさとみ気まま更新

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うたうたい、してます。

色んなことあるけど、やっぱり今年はいい年だったんだろうな。

経験を積むことは実際いくつになっても出来るけど、やっぱり若いうちの方がやりやすいことが多いと思う。

コケてもやり直しがきくって思える。

今のうちにいっぱい苦しむべきなんだと思う。


この1年で環境がガラッと変わった。
割と地面スレスレくらいまで追い込まれた気もする。
そんな時って、その時の身近にあるものにすがろうとしてしまうものなんだろうけど
実はそこにもトラップがあったりして
蟻地獄みたいになったり、ね。
自分じゃどうにも出来なくなる。
自分のことなのに。
自分の心なのに。

でも、ありきたりな話なんだけど
落ちたらもう上がるしかないわけ。

全然そんな風に思えなくなっていたあたしを
励まして、支えて、時に怒ったり
一緒に泣いたりしてくれた人がいた。
男だったら惚れてた。笑

その人がいたから(というのは相手からしたら重たい話なのかもしれないけれど)、いい奴ばかりじゃないけど悪いやつばかりなんてことも全くないって実感できたし
人を信じる心を無くさずにいられる。

やっとこの精神状態まで立ち直れた。
今はもう、死ぬこと以外は全部かすり傷程度に思える。笑
強くなったなぁ…



知ってる人も多いかと思うんだけど、あたしの音楽人生はソロでの活動よりもユニットでやっていた時間が随分長かった。


彼女に出会ったのは小学4年の春で
当時からあたしは夢見がちな子供で
彼女は現実見るタイプだった。

「歌手になる」って言うあたしを、周りは「なれるわけない」と馬鹿にしたけど
群れて嗤ってるヤツらが当時から無性に気に食わなかった。

正直、彼女にも「なれるわけないじゃん」と言われたんだけど
なぜか、いつの間にか、気付けば一緒に音楽作ってた。

ステージに上がって、初めて人前で披露したのが中学1年。
ライブハウスなんて知らないから、地元のホールが最初のステージで…今思うとヤベェやつらだな(笑)
中学生に貸してくれたホールの方々もすごいと思う。

客席はまばらで、見える顔は学校で見たことある顔ばっかりで余計緊張したのを覚えてる。
ひねくれもののあたしは、正直、
全員が馬鹿にしにきたんだと思った。
でも、まぁ違った。全員じゃなかった。
と、言うのも
ふわふわと夢ばっか追って現実見てないからまわりも見えていなかったあたしと違って
相方には友達が多かった。

そこらへんから周りの反応もだんだん変わっていったんだよなぁ。
高校に出て、ライブハウスって場所とも繋がりができて
大会に出て、それなりの成績をおさめて
ふたりで夢見て上京して。

自分にないところを補い合っていたから15年も続いたんだなって思う。

今年一月に解散ライブを終えて
相方のブログを読んで
それが全てだったなと思った。
何度も何度も読み返したし
時によって「重し」にも「支え」にもなった。
同じ15年間を共に過ごした彼女の言葉だからこそ妙に重みが増して、ずっしり心にある。

自分の人生をも変えた、こいつの影響力は今後も人を幸せにしていくんだと思う、というような内容を書いてくれてたんだけど

そうでありたいな。
自意識過剰だとは思うけど、彼女のブログの中ではあたしはヒーローになれていた。
レンジャーピンク!とかじゃなく、あの、真ん中の赤い色のヒーロー。

沢山の人の心を救えるように。
今後も頑張って行こう。

そう思わせてくれる彼女もまた、あたしのヒーローなんだなー。


友達少ないとは言うけど
ひとりひとりがめちゃめちゃ濃ゆい。

幸せ者だ。