脱おしゃぶり宣言 | 激録!!双子密着24時 ~涙と笑いの育児物語~

脱おしゃぶり宣言

Panaが寝る時のおしゃぶりを卒業できず、
どうしたものかと思い続けて半年以上が経ちました。

1歳半検診の時、
「今はまだ大丈夫ですが、歯並びに影響が出る恐れがあるので、
2歳を目標に卒業しましょう」と言われていたのですが、
なんとなく決心がつかないまま、ずるずる2歳2ヶ月になってしまいました。

日中に欲しがる事はないのですが、眠くなってきた時や
寝かしつけで寝室に向かう時は、必ず「ぷっぷ!!」と要求します。

「ぷっぷ」というのが、Panaにとっておしゃぶりの事のようです。
ぷっぷをチュパチュパしながら、だんだん半目になってきて眠るという
精神安定剤のような存在です。

完全に熟睡したところで外すようにしていますが、夜中に目を覚ました時に
おしゃぶりがない事に気づくと泣きながら探しています。

今まで散々寝かしつけに苦労してきたので、
おしゃぶりで寝てくれるなら…と甘んじてきました。

もし、おしゃぶりを止めさせるとなると、
またあの抱っこ地獄、深夜に近所徘徊地獄に落とされるかも…!
あの頃より体重も増えているのに…!
と戦慄し、二の足を踏んでおりました。

3日3晩泣き通し、一晩中抱っこぐらいの覚悟を持って挑まなければと思い、
なるべく仕事が忙しくない時期で、
Panaの体調と機嫌がいいタイミングを見計らっていました。

そして、ついに決行の日。
2日ほど前から「もうすぐぷっぷとバイバイするよ」
「今までありがとうって言うとこうな」と呪文のように囁いてきました。
その度にPanaは「い・や!」と抵抗を続けていましたが、
無常にもその日はやってきました。

いつもならお昼寝の寝かし付けは父担当ですが、
この日は父母2人体制です。

「ぷっぷ!!」と要求するPanaに「ぷっぷはもう、おうちに帰ったらしいよ」という
新しい設定を追加して、なんとか気を逸らします。

最近お気に入りのアンパンマンとロディのぬいぐるみを持たせてベッドにゴロン。
最初のうちはぷっぷを求めて泣いていましたが、
歌をうたったり手遊びをしたり、必死のご機嫌取りが功を奏し、
意外とご機嫌にゴロゴロ遊んでいました。

そんなこんなで、ベッドでなんやかんやしてるうちにPanaご就寝。
こんな簡単に卒業できてしまうの?!なんと拍子抜け。

いやいや、でもお昼寝のほうが寝やすいから、問題は夜ですよ。
と思うまま夜も同じような手順でPanaご就寝。

その後も、時々は思い出したように「ぷっぷ!」と言っていますが、
そこまで執着することもありません。

一時保育の時といい、母は何でも大袈裟に考えすぎてしまうようです。
まったくの杞憂でした。

ここに脱おしゃぶり完了を宣言いたします!