嗚呼、寝かし付け
一日のクライマックスを飾る大イベントです。
これさえ終われば、貴重な自分の時間が手に入る!
しかし、そんな気負いが伝わるのか、双子はなかなか寝てくれないのです…。
寝かし付けの苦労も月齢によって様々ですが、六ヶ月を迎えた我が家の双子は、
ただひたすら…眠いのに寝ない!
夕方6時ぐらいから、グズグズが始まります。
黄昏泣きと言うらしいですが、眠そうに目をつぶったり、こすったり、
頭をブンブン振ったりしながら、泣きます。
これをなんとか、あやしてみたり(いないいないばぁなど)
おどけてみたり(主におどけた踊りを踊ります)
抱っこしてみたりして、なだめすかして時間が経過するのを待ちます。
その隙をみて、自分の夕飯をマッハでかきこんだりして、
ひたすら寝かし付けの時間まで耐えます。
あまり早く寝ると、起きる時間がズレてしまうので、
20時ぐらいに寝かし付けしたいのですが、だいたい19時半で根負けします。
ここからが勝負所。
昨晩の凄惨な寝かし付けの様子を解説させていただきます。
まずは、比較的寝付きが良いAltaから取り組み開始。
リビングでAltaにミルクを飲ませつつ、寝ぐずって号泣するPanaを顔芸を駆使してあやします。
アホになりきる事がポイントです。
しかし、Panaの泣きは激しくなるばかり…。
もしかして、お腹減った?と思いまして、ミルク飲みかけのAltaを置いて、
Panaに飲み残し(Altaの意思ではありませんが…)を飲ませました。
双子の宿命です。
すると、今度はAltaが号泣。
そら、飲みかけを中断されて、しかもミルクまで奪われたら泣きますよね…。
ここで会場をリビングから、寝室に移しました。
部屋を暗くして、寝るぞムードを高めてみます。
そして、ベッドにPanaを置いて、Altaにおっぱい。
Altaがウトウトしてきたかな…ってとこで、Pana号泣再び。
そしてAltaを置いてPanaにおっぱい…と、この不毛な交代劇が繰り返されます。
メビウスの輪から抜け出せません!
抱っこしてユラユラで寝ても、ベッドに置くと泣き出すし…。
もし1人だったら…
考えてはいけないと思いつつ、考えずにはいられません。
もし1人だったら、こんなに泣かさなくてもいいのに。
もっともっと、1人に向き合って全力投球してあげられるのに。
何度思ったことでしょう。
嗚呼、もう!泣きたいのはワシじゃー!!
ってか、もう既にお母さんも号泣です。
号泣して布団をバシバシたたくお母さんを見て、何故かPanaが大はしゃぎです。
オカアサンガ、イッパイイッパイナノガ、オモシロイデスカ…?
結局、そこへお父さん帰宅で、一人を抱っこしてもらっている間に、一人ずつ専念して寝かし付けました。
最近、2~3時間かかってます。
寝かし付けが終われば、自分の時間のはずが、もう精魂尽き果てて何もする気になれません。
夜の泣きと授乳に備えて、もう早く寝よ…となるのです。
ご機嫌な時や、寝てる時は最高にカワイイんですが、最近はこの夜の数時間が恐ろしくて仕方ないです。
楽に寝てくれていた時期もあったので、またそんな時が来る事を信じて…。