本日はちょっとニッチな内容です・・・
術後6ヶ月。
4月の苗代で見えた「田の中を歩く」というハードル・・・
戦略
苗代の時は2歩目でバランスを崩し長靴の中に水が入る事態・・・
体幹を鍛えればもう少し持ち堪えられる?と考えてトレーニングを始めましたが、1ヶ月で劇的な体幹強化は叶うはずもないので、いかにして田の中を歩くかを考えました
杖は汚したくないし、濁った水でタプタプの田の中で倒したら探すのも大変・・・
そこで思いついたのは「イボ竹」。イボ竹とは農業用の支柱で、野菜の棚を作る時に使う緑のアレです
汚れてもいいし、片方が少し尖っているので、田の中に挿しておくことができます
いざ入田
田植えの時の私の担当は、①苗の根切り②苗に薬を撒く③田植え機に苗の補充④箱の回収⑤箱の洗浄&乾燥⑥植えつぎ。
まぁ良く分からないと思いますが、要は田植え機で苗を植える花形以外全ての作業です
問題は「⑥植えつぎ」。欠株やつなぎ目、機械植えできない田の端などに手植えする作業です。
片手にイボ竹、片手に苗の束を持って入田イボ竹を杖にして田の中を進みます。
お、いいぞ!
そして目的の場所に辿り着き、体が安定した状態を作ってイボ竹を田にぶっ刺して苗を植えます。屈む過程でフラついてもどの道水の中に手を入れるのでそのまま手をつけばOK!起き上がる時はイボ竹を掴めばスッと起き上がることができます
とてもいい
これまでの様にサクサク作業はできなくて時間はかかってしまいますが、それでも出来たことが嬉しかったです
友人から授かった知恵
病棟でお友達になったオバチャン(以降Yさん)と大都会の景色を見ながら田植えの話に花を咲かせた時、田植えの時に苗に散布する薬剤の賢い方法を教えて頂きました!
箱1枚につき50g散布する顆粒状の農薬(デジタルコラトップという殺虫剤)があり、農薬に付属の組み立て式の箱の様なもので計量して散布します。
Yさん曰く、
①10箱分をペットボトルに入れて、線を引いておく。キャップには穴を空けておく。
②10箱ずつまとめてまく
③次からは線まで入れればOK
とのこと。なるほど
最初は10箱分ずつペットボトルに入れていましたが、我が家の田植え機は4条植えなので10枚ずつだと中途半端ということに気づき、途中で8枚ずつの散布に切り替えたところ、よりスムーズにより快適に農薬散布をすることができました
付属の組み立て式の箱は底が持ち上がってその下に農薬が入り込んでしまうし、都度計量しながらの散布は結構大変・・・でも、これまでそういうモノだと思って何の疑問も持たずにやっていました農薬の袋を小脇に抱えて不安定な畔を歩きながらの作業で、転倒して高価な農薬を無駄にしてしまうリスクもありました。ペットボトルに入っていればもし転倒してこぼしたとしても被害は知れています
とても良いことを教えて頂きました!Yさんありがとうございます
ペットボトルは複数あった方が良いと思ったので、来年は4個位用意しようかな、と思いました
今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪