10月4日は私の姉の命日にあたります。
姉はこの世に生きて生まれてくることができませんでした。
父と母にとっての待望の第一子は残念ながら死産だったんです。
予定日よりも2週間も遅れていたため、母は毎日のように病院に行き、今か今かと待ちわびていたそうです。
それでも生まれてくる様子がないので一度自宅に戻ったところ、突然胎動が止まってしまい、急いで病院に戻っての緊急の帝王切開。
まだ麻酔が効かない段階でお腹を切られた母の心境はいかがなものだったんでしょう。
10か月も大事に大事にお腹の中で育ててきて、「あっ、ダメだ」と思った瞬間の気持ちは一言では語れないものだったのではないかと思います。
そして月日が流れて、私が母になる日、その日は姉の三十七回忌でした。
妊娠期間中は張り止めのウテメリンも錠剤のままで点滴に繋がれることなく、本当に順調に過ごせたのもあったし、先生方に出産は36~37週でと聞かされていたので、思い切って自分から36週2日の10月4日にしてほしいとお願いしました。
双子じゃなかったら多分予定日通りに産まれていたことを考えると、ものすごく感慨深くなります。
「お姉ちゃんが天国で見守ってくれているから、絶対に元気で可愛い子が生まれるに違いない」
そう思いながら臨んだ出産でした。
帝王切開なので前の日の21時から食事取れず、水分も当日の朝にはもうダメとのことで、昼からの手術だったからもう喉がカラカラ
ちなみに、パパは仕事で来れなかったので、両方の両親と私の叔母、親友、親友の娘2人と親友のいとこに見守られての出産でした。
当日の午前中に最後に測った腹囲は何と102.5㎝
身長が157㎝の私にとってはものすごく大きなお腹でした。
体重も15㌔増えてて・・・頑張ったな私
産科医の卵、麻酔医の卵、看護師の卵さんたちに見られながらの出産。
手術台の上に上ると、
「もうどうにでも好きなようにしてくれーーー」
てな気分になりますね
14:30 舞衣が誕生 2260g 42.5㎝
14:31 優衣が誕生 2256g 42.5㎝
私もついに母親の仲間入りです