子育てがひと段落して
仕事中心の日々を過ごしていると
彼らが幼かった頃や
受験戦争のプレッシャーも
遠い昔のようで
ホームビデオをDVDに書き換えながら
懐かしい映像を観ては
なんて
私は幸せ者なんだろうと
あらためて
神様に感謝してしまう。
結婚して３年
行ってみたら・・！って
背中を押されて
足を踏み入れた婦人科。
あれよあれよという間に
治療が進み
子宮内膜症がひどく
腹腔鏡下手術の結果
自然妊娠はあきらめましょうと、診断。
２６歳の私には
かなり酷な宣告
でも
反対する夫には申し訳なかったけど
内緒で
体外受精を試み
２度目にやっと妊娠！
しかも、双子・・・
人生で
こんなに嬉しかったことはない。
神様と夫と
私のお腹にやってきてくれた二人に
何度もありがとうを言った。
夫も両親も
とても喜んでくれた。
妊娠～出産も
入退院を繰り返しながら
それでも
五体満足、元気な男の子が二人
帝王切開で生まれた。
痛いことばっかりだったけど
幸せだった。
子どもの成長の中で
何度も引っ越しがあり
その時、その土地で
たくさんの人に、助けてもらったな～。
感謝しかない。
教育は
この頃、して欲しかったこと
しておけば良かったと思うこと
すべてやってきた。
子育てしながら
自分の人生も、生きなおしているような
そんな気がする。
夫とは常に子育ての戦友だった。
彼らの父親が夫で良かった。
最近は
夫婦だけの時間が増えて
新婚さんみたいな時間が
なんか照れくさい。
元気になって
またサイクリングしよう
そんなわけで
私の人生
なかなかのもの
そして
そんな
かわいい双子を
妊娠中、育んでくれた
母なる子宮を
今月末、全摘する。
（子宮腺筋症にて）
訳あって
子宮体癌の病理検査ができず
ついに
摘出することになった。
出来ることなら
取らずに閉経まで
お薬で治療したかった。
想いはいろいろあるけれど
もう、決まったこと。
どうかどうか
悪いものでありませんように。
