ふたたび現実世界が動き出して
ツインの彼が計画を実行に移していたと書いた。
今月いっぱいで彼の退職が決まった。
それをきのう知ることになった。
今の会社に入社したとき、彼はボロボロの状態だった。(ツインレイ男性の闇を知る)
生活がままならないし、体調不良にもなっている。
入社と同時に愛犬が急に亡くなった。
孤独なツイン男性がさらに追い込まれていた。
これまで彼のエゴが築き上げた城が崩壊していっていた。
わたしの業務で彼のプライベートに立ち入ったとき
電話口で彼は「もう死んでしまいたい」と涙声だった。
このときはまだ魂の片割れとは気づいていなかった。
ツインレイ男性の崩壊は厳しい試練を課される。
ツインレイとして生きていくなら、すべてを差し出すことを要求される。
仕事、キャリア、家族、住まい、友人、健康、記憶…
それまで自分はこうであると思っていた、自分を形成していたものがごっそりと失われる。
彼の誇りだったもの、プライド、好きなもの、そうでないものも。
崩壊しても完全に潰れることは許されない。
このときまでに精神が鍛練されていなければ、それまでのこと。
そのときは、もう帰って来られない。
ぎりぎりのところまでいって、やっと救ってもらえる。
死と再生
彼がサイレントに入る前に、
そのとき見ていたナイトメアを教えてくれた。
何度も水に浸かっている夢。
洗礼である。イニシエーション。
洗礼 日本大百科全書(ニッポニカ)「洗礼」の解説
水を用いて潔(きよ)めることを通して生命の再生あるいは新生を意味する特別の用語として用いられている。宗教史的にみれば、こうしたたぐいの水による潔めの儀礼はキリスト教だけに限らず、古今東西の諸宗教にも認められ、とりわけ東方の密儀宗教においては洗礼によって再生の神々との神秘的合一が成就(じょうじゅ)され、信徒は悪魔のもたらす火の災害を免れ、神の救いにあずかることができるとみなされるのである。
自分を生まれ変わらせなければならないから。
彼がいま、さなぎから蝶に変化成長しようとしている。
さなぎになっているときは、じっと静かにして時を待つ。
魂の変容は運命である。
わたしが知っている夢のなかの彼と(ツインレイは夢が先行する)
今の彼が統合を果たした時
きっとツインレイとしてともに時間と空間を
共有できる日が来るんだろう。
それまでにやるべきことは、たくさんある。
彼が戻ってきたときのために。