はいっ今日も絶好調ミツさんです
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連載ストーリー
【過去世の私と誓った約束】
《これまでのあらすじ》
田舎育ちの女子高生が高校デビュー♪
バイトをして、ゆるく楽しく高校生活を送ろうと思った矢先に、中学時代と同じ吹奏楽部に入部することになったが、みんなの人気者きくりんという男子部員に出逢い、ミツは心惹かれていく。
一大決心をし告白するも惨敗だったが、1年の片思いの末、まさかまさかの人生大逆転が起き、初デートが実現!
喜びいっぱいの中、まさかの【大人の階段】を昇りそうになり、とっさに拒んだ私がいた。もう一度チャンスが欲しいと思いデートをするも、なぜだか微妙な空気が流れていたのだった。
【第6話】もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対!!
楽しいはずのきくりんとのデートも違和感だけを残し、終わってしまいました
あんなに仲が良かったのに、なぜか部活でもよそよそしくなり、私は何が悪いんだろう??と考えながら過ごす日々でした。
今までのことを振り返ってみて、私が思い当たることとしたら、
私が友達と話をしている時のように、きくりんに対して楽しい話をして盛り上げられてないからなのかもしれないと思うのでした
そっか私がきくりんとの時間を楽しんでいることをもっと伝えて、
場を盛り上げればいいのか
と思うのでした。
私ときくりんの関係をより良いものにしようと決意をしたある日のこと。
私達は部活帰りに一緒に校門までの道を歩いていました。
私はいつも明るく元気なきくりんにおんぶに抱っこだったことを反省し、これからは自分から話題の提供をし、いつもより明るく元気な振る舞いをしようと思って笑顔で話しかけていました。
きっと二人の関係は前みたいに楽しいものになる
そう思った瞬間、
き「あのぉ…」
ときくりんが暗い声で言いました。
ミ「ん?なに??」
き「あのさぁ、オレ達、昔みたいに友達でいた方がいいかもしれないと思って…」
えっ!?
ナニソレ??
なんで????
もっと自分を変えよう!と思ったその日のタイミングで、なんでこうなるの??
と私の内側の声はそう思っていたのにも関わらず、私はとっさに、
ミ「うん、そうだよね!私もそう思ってた♪」
なんて思ってもいない返事をしてしまいまったのでした
なんだこれ!?
私は何を言っているんだろうか??
あんた
バカァ〜??
と、某アニメのセリフのような声が自分自身の内側から湧いてきました
何で理由も聞かずにあっさり別れることに許可してるわけ?
あんたバカァ〜??
これから自分を変えて明るく接していこうと思ったばかりじゃない?
あんたバカァ〜??
というやり取りがほんの0.5秒ぐらいの時間で私の脳内ぐるぐるしていました
結局私は本音を何も言えないまま、
き「じゃ〜また明日からも変わらずよろしくね♪」
ミ「うん…」
なんて思ってもいないことに対して、
YES
と許可をしてしまったのでした
そして翌日。
私達は変わらず楽しくいられる…
ことはなく、
私ときくりんはそれ以来必要最低限しか話さず、
私はきくりんを避けるように距離を取ったのでした。
2022年現在の私だったら、
「なんで友達に戻った方がいいと思ったの〜?」
と聞けるはずなのに、当時の私はそんなシンプルな質問も出来ないぐらい自分に自信がなく、思ったことを表現するのが苦手な上に、コミュニケーションスキルが低かったんですよね。
恋愛はキレイ、カワイイだけじゃダメよねぇ~
コミュニケーションスキル
があってこそだ!!
とアラフォーの私は思うのでした。
ココはまいたけ兄貴 と出逢ってから、いつも言われていたことでした。
「恋愛とビジネスは一緒。コミュニケーションスキルが無いとうまくいかない。
ミツさんには自分の力で幸せを掴んで欲しい」ココから目を背けずに立ち向かっていくと、必ずキセキが起こるから
と。
この事を言われた当初は、全く意味が理解出来なかったのですが、まいたけ兄貴に出逢ってもうすぐ5年。
今ならよくわかるんですよね
不器用な私でも逃げずに立ち向かっていたら、少しずつ少しずつ現実が変わっていきました
離婚後に経済的自立をして、収入の柱が増え、恋愛も少しずつ相手の事を考えながら、自分の気持ちを伝えられるようになりました
※ちなみに明日私のツインであるナイト様と会う約束をしたばかりだっちゃ
話を戻しまして…
片想い→振られる→両想い→大崩壊
という上がって下がっての出来事にちょっぴり疲れを感じていました
あぁ、私…男はいらねぇ…
なんて思いながらモヤモヤした日々を過ごしていたのですが、同じクラスのトムの恋愛相談をしていたところ、気がついたら仲良くなり、好意を寄せられるようになりました。
数ヶ月すると、
ト「付き合って欲しい…」
と言われ、付き合うようになりました。
女は自分が惚れるより、惚れられたほうがいいのだろうし、言われたから付き合うという感じでも悪くないんだろうなぁ〜なんて思ったりもしていました。
この時の私はすっかり、
自分が好きだと思った人とは
うまくいかない
という思考になっていました。
そしてその後お付き合いをした人とはなぜか【大人の階段】は昇らずに終わって行くのでした。
つづく…
それでは次のお話もお楽しみに〜
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