先日、どうしても行きたかった展覧会へ。
棟方志功さん。
デザイン的にもおしゃれだし、
大胆さ＆緻密さ、
情熱＆ぬくもりが共存していて、
とても魅力的でした。
あぁー、いい香り～。
爽やかな秋風が
金木犀の香りを載せ、
街中をふんわりとお散歩。
今年もまた
そんな季節の到来かぁ。
甘く、贅沢な気分とともに、
ピリッと物悲しい気分を載せて。
金木犀の香りがするたび、
決まって思い出す一枚の写真。
そこに写っているのは、
確か、
小学3，4年のころ、
家族で行ったハイキングで、
父が撮ってくれた
お疲れモード全開の私。
場所は定かではないが、
その時、
漂っていた
強烈な金木犀の香り。
むせかえるような・・・とも
言えるかな？
その香りで、
疲れが吹っ飛んだという記憶。
それはそれは、
びっくりするほどに。
その感覚は、
今も、
私の臭覚に
しっかりと刻まれていて・・・。
当たり前だけど、
あの頃の両親は若かった。
あぁー、懐かしい。
子供だった私は、
親が歳をとるなんて、
思いもしていなくて。
ずーっとずーっと
元気でいてくれるものと、
元気でいてくれるはずだと
思っていた。
しかし・・・。
私も歳を重ねるように、
若くて、元気だった両親も
高齢といわれる年齢に。
仕方がないとはいえ、
時々、強烈に切ない気持ちに
襲われる。
時間よ止まれ！と
心の中で無意識に、
唱えている私もいて。
どんなに唱えたところで、
時は止まってくれないのにね。
全ては変わる
あなたも、わたしも・・・。
さぁーて。
気分を変えまして、
本日のお話。
数週間前の週末のこと。
よくランチで利用するお店での出来事。
人気のあるそのお店は、
ランチやティータイム時には、
常に行列をなしていて。
この日も、
20分ほどで店内へ。
いつものように、
普通にオーダー。
しばらくして、
私たちの両側に、
若いカップル2組。
いつもなら10分~15分くらいで、
料理がサーブされるというのに、
その日は、なんだか遅くて。
気のせいかも？と
しばしやり過ごしていると、
両手に料理を抱え、
女性スタッフが
こちらの方へ。
「おーっ、やったと来たかぁ～！
めっちゃ、お腹すいたわ。
」
ーと安堵していたら、
「お待たせしました～。
」
ーと両手に乗せた料理が、
私たちの左隣のテーブルへ。
がぁーん。
華麗なる肩透かし。
空腹になると
途端に機嫌が悪くなるたちの私は、
次第にイライラ。
まぁー、しゃあない。
ーと、
再び、気を取り直し、
しばらく待っていると、
先ほどの女性スタッフが
両手に料理を抱え、
こちらの方へ。
今度は間違いないやろ。
ーと思っていたら、
「お待たせしました～。
」と
私たちの右隣のテーブルへ
料理が運ばれたではありませんか。
？？？
さすがに、
これはなんかおかしい！！
さすがに、
空腹とともに、
イライラもMax！
だんなさんは、
もう少しだけ待とうとしていたが、
物分かりのいい大人になれない私は、
即座に立ち上がり、
その女性スタッフを呼び止め、
事情を説明。
「お調べしますねー。」と、
手元の機械（恐らく、オーダー用の機械）をいじりだし、
「確かにオーダー済みですね。」と。
さすがの
女性スタッフも、
おかしいな？と思ったのか、
確認のため、
バックヤードに。
しばらくして、
再び、私たちのテーブルに現れ。
「オーダー済になっているけれど、
機械の不具合で、厨房には伝わっていないようなので、
もう一度オーダーし直していただけませんか？と
ぬけぬけと。
客を長時間待たせた挙句、
謝罪もなく、
再オーダーだと～！！
なんでやねん。
そっちのミスやろ！
店長、呼んで来い！！
ーと叫んでやりたいところではありましたが、
われら、いい歳をしたおじちゃん＆おばちゃん。
ここはぐっと抑え、
もう、結構です。
ーと冷静に言い残し、
颯爽と店外へ。
ちなみに、
オーダーしたランチメニューには、
ドリンクバーが含まれており、
私が直談判するまでに、
ドリンクを2杯ほど。
もちろん、
そのお支払いはしておりません。
人生初の無銭飲食かも？ですが。
それにしても、
気に入っていたお店だけに、
その対応には心底ガッカリ。
配慮しながら、
言うべきことをきちんと伝える。
って大事、ホント。
みなさまも
遠慮しすぎには、
くれぐれもお気を付け下さいませ。
P.S 長文になってしまい、ごめんなさい！
