大手前大学での日本語教師資格の勉強は
すべて単位をとりおえたので終わっていますが
いまは認定心理士の科目を
続けて勉強しています
いま、心理学概論を勉強している中で
とても参考になるのがあったので
記事にしてみうようと思いました
わたしたちは、
人がどのように成長していくべきか
父親や母親になるための勉強
というのは学校ではしません
なので、
どのような状態をめざし
いきていけばいいのかも
実はわからずに生きています
なので、
たとえば子育てのなかで
あかちゃん(乳児期)にはこのようなことができるようになるといい
子供(幼児期)にはこのような状態をめざしたい
思春期はこのようなことが大切だ
というのはあまり意識せずに
日々すごしています
わたしたち自身も、
そのような時期をすぎ
成人期の前期、成人期の後期
そしてむかえる老人期。。。
人生どのように生きていったらわからない
大人も多いと思います。
そのヒント
になるのを心理学概論の勉強で学びました
それは
エリクソンの発達課題
これです
エリクソンはアメリカで活躍した心理学者
彼は人生を8つのパートにわけました。
そしてそれぞれで達成したい課題を示して
それが達成しなかったときにどうなるか?も示しました。
乳児前期:基本的信頼不信
乳児後期:自律性恥・疑惑
幼児期:積極性罪悪感
児童期:勤勉性劣等感
青年期:同一性同一性の拡散
成人期:親密性孤立
壮年期:生殖性沈滞
老年期:統合性絶望
これらはたとえば乳児期前期に
基本的信頼を獲得できなければ、
不信を抱いてしまうという反対の作用になっています。
乳児期後期は自律性、ご飯を自分で食べられる
トイレに自分で行けるということを達成できなければ
恥をかいてしまう
児童期に勤勉性を達成できなれば
勉強ができないたのしくないという劣等感をいだいてしまう
青年期に同一性、自分がなにものなのかどうしたいのか
という同一性を達成できなければ
同一性が拡散されて、自分みうしなってしまう
このエリクソンの発達課題は
どのような時期に、どのようなことを達成すべきか
達成していない場合どのようになるか
が示されていて
子育ての参考になると思います
またこれらは段階的なので
前の時期がきちんと達成されていないと
次の時期の課題を達成するのは難しいのです
なので子どもがいまこの発達課題の途中にいるんだな
これが達成できたらいいなというのを
親や教師がその子の発達をみながら
サポートしていく
子供と関わっていったり子育てをしていく
参考になるかなと思います
しかもそれだけでなく
わたしたちが人生において
達成したい課題もしめされています。
たとえば成人期に
親密性を獲得できなければ
孤独を感じ
壮年期に
生殖性、子供を産み育てるということだけでなく
仕事で後輩を育てるなど壮年期に達成したい心や社会的発達を
達成できなければ
みずからの沈滞を感じ
老年期に
自分の人生に満足感と信頼を持つ自己統合ができなければ
人生に対して絶望感を抱く。。。
若い人にとっては
このエリクソンの発達課題をしることで
これからどのような課題を達成することをめざしたら
いいのかが示されていて
子育て中の人にとっては
子供がいまどのような段階にいて
どのような課題があるのかを知ることができ
老年期の人にとっては
これまでの人生の中でどのような人生を歩んできて
自分の満足いく人生のために自己統合のために
あとなにが必要かを参考にすることができる
こんなことが示されたとてもすばらしい
提唱・研究であると思います
もし人生のなかで
自分が、子供が、身近な人が
つまづいていたら
もし道しるべがほしかったら
このような段階にいるよ
こんなことを達成している途中なんだね
心理学的なアドバイスとして
参考にしてみるのもいいかもしれません
私的にいい学びだなとおもったので
記事にしてみました