今夜TBS系で放送された『余命1ヶ月の花嫁』の

1年後の番組を見ました。




                        pic.書籍より



昨年の放送は見てませんでした。



24歳という若さで亡くなった花嫁さんを追った

ドキュメンタリーでしたね。



彼女のために、お父さん、彼、友人がした

数々の思い出作り。



彼女の夢でもあったウェディングドレスを着ることを叶えて

あげていました。 サプライズで挙式も・・・ハート

夢が叶った時の彼女は本当に幸せそうでした。



その夢が叶った後に番組スタッフが彼女に尋ねた

次にしたい(叶えたい)ことは? の質問にアタシは

胸が熱くなりました。



それは、『家に帰りたい』 ということ。

入院している人、それもがんなどで長期入院中の人、

告知などでもう自分に残されている時間を知っている人が

必ずと言っていいほど思っていることだと思います。



帰りたいと思っていても、実際に自宅に帰れる人は

ほんのわずかが実態です。

本人病状の問題もありますが、家族の介助・介護や

病態変化の対応などまだまだ今のシステムでは不安な

部分があって完全看護の病院に頼らざるを得ない方が

多いのも事実です。




この花嫁さんも、家に帰ってみんなを安心させたいと

願ってましたが叶わぬ夢となりました。



大切な人が、明日も生きてるだけで幸せなこと

なんですよね。なのに、人間ってもっと・もっと・・・と

欲張りになってしまいがちです。




五体満足という言葉のとおり、普通に日常生活が

送れることに感謝しながら過ごしたいと思いました。




アタシ自身も大切な家族をがんで見送ったことがあるので

残された側の気持ちは分かります。

大事なのは、立ち止まるのも分かるけど、そこから

一歩を踏み出すことなのだとも感じました。

彼女の気持ちを受け継いで残った彼らは乳がんの早期

発見・撲滅のキャンペーン「ピンクリボン・キャンペーン」に力を

注いでおられました。




大切な人のためにも検診・検査には積極的に

早く、多く受けたいと思います。

本当に早期発見がカギを握ると思うので・・・・・。





今日は、真面目な話をしちゃいました。

(おしまい)