私が仕事や用事を詰め過ぎないようにしているのは人の為に使える力を確保するため、ということを前回ちらっと書いたのですが、その他にもいくつかの理由があります。それは、

 

一つ一つのことを丁寧にやりたいから。

沢山のことをきちんと感じながら動きたいから。

ひとりひとりに真摯に向き合いたいから。

周りの人達を想う時間を持ちたいから。

自己と対話する余裕を保ちたいから。

楽しいことは余白に舞い込んでくるから。

 

私は、今の私の毎日に本当に深い感謝しかなくて、そして、それは全て、私と出会ってくれた人々とこれから出会う人々のお陰なのだと知っています。私を幸せな気持ちにしてくれるのは、いつだって「誰か」なのです。だから、みんなを大切にしたい。幸せを循環させたい。

 

そして、人はいつこの世界から去ることになるかわからないことを常に頭に置いています。だからこそ、何か強い気持ちが自分の中に湧いた時、それが良いことだったとしたら、私はすぐに率直に相手に伝えます。

 

ずっと以前は、いつかどこかの良いタイミングで言おうとか、とっておきの場面で伝えるために取っておこうなどと、それを先延ばしにしていました。けれど、そんな風に思っていても、その最適な時が訪れた際にはもうその大切な言葉を忘れてしまっていたりするのです。その相手だって、まだそこにいてくれているかどうかわからない。だから、私は、思った時こそが それを伝える一番のタイミングなのだと信じているのです。

 

もちろん、人それぞれに意見があるので、私と違う方のことも理解できます。私は単純に、「行動しなかった」という後悔をしたくないのです。もし、戸惑わせたりしていたら申し訳ないけれど、私が伝えるその言葉には何の裏も策略もないので誤解しないでもらえたら嬉しい。私が勝手に伝えたい。ただ、それだけなのです。