お腹は空いていないのに何かを食べたくなって戸棚をあさってしまう、それは恥ずかしながら、私もたまにやってしまうことです。けれど、気がつきます。それは、満たされない何かの思いがあるからだ、ということに。心の隙間を食べ物で埋めようとしているだけだ、ということに。そして、手を止めます。

 

誰かに何かを言いたいのに伝えられていない、やりたいことがあるのに取り掛かれていない、そういった、頭の片隅に引っかかっている、できていないこと達を改めて目の前に置いてみます。本当はこうしたいという願望をしっかりと認識してみます。

 

その気持ちに気づいて共感してあげるだけでも心は落ち着きますが、できるなら、その希望を今すぐちゃんと叶えてあげる。それらは「してはいけない」と自分で制限をかけているもの達だったりするので一瞬迷います。けれど、言ってみなければ、やってみなければ、本当にそうなのかはわかりません。勝手に自分でダメだと決め付けているだけ、ということが意外に多かったりもするのです。