過去の悪いパターンと似た物事が進行しつつある時、不安な気持ちを感じてしまうのは当たり前の反応かと思います。人間は学習する生き物で、それにより再び被害を受けるのを避けることができます。でも、それは本当に以前と同じ出来事でしょうか?登場人物が異なる場合もあるし、時代や人々の考えも変わったし、何より、今の自分は昔の自分ではありません。前と同じ悲しい結果になると決め付けるのは早急過ぎる気がします。

 

もしかしたら、今、また同じようなことが起こっているのは、ゲームをクリアするようなことかも知れないと感じています。このことは今回の人生での課題の一つで、クリアできなければ改めてやってくる出来事なのだろうと。また、できなかったことができるようになった自分の進歩を確認するための意味合いもあるのかも知れません。

 

突然ですが、最近、思うのです。誰もが優しいのだって。以前は優しい人と優しくない人がいると信じていたのですが、愛を持っていない人が一人もいないのと同じように、優しくない人なんて一人も存在しないのではないかと感じ始めたのです。これは、前には見えなかったものが見えるようになってきたための感覚ではないかと思い、嬉しくなります。私の現在の課題はこのことも関係しているようです。自分も人も物事も、全てを信じ切ること。それができたら、この世界の温かさをますます感じられる自分になれると確信しています。