日曜日、集合意識ってやっぱりあるのだと感じました。毎日 自分を感じることに精一杯で、今まであまり気がつかなかったというか気にしていなかったのですが、この日の世界の雰囲気がいつもよりも軽くて明るいことを感じたのです。やはり、お休みの方が多いからなのでしょう。「100匹目の猿現象」が起きるのはこのせいなのだと不意に理解しました。私達ひとりひとりの意識はずっと上の方で繋がり合っているので影響を及ぼすのです。

 

もう少しわかりやすく説明します。場所ごとに、その場の雰囲気というものがあります。グループや、職場や、街や、国など。その場の無言のルールを無意識に感じることがあるかと思います。こういったことのもっと大きな規模のものが、全体の集合意識なのです。

 

これは、良い方にも悪い方にもどちらにも使うことができます。例えば、うまく使えば誰かの智慧をインストールできるでしょうし、逆なら気分が悪くなったり、合わせなくてはという空気に飲み込まれてしまいます。

 

よく、お金持ちになりたかったらお金持ちのするように振舞うと良いと聞きますが、それはきっとそうして意識を合わせているのです。友達を選べというアドバイスも同じです。その人達の意識に良くも悪くも引っ張られてしまうからなのです。ですから、自分の意識をどこに合わせるかはとても重要なのです。

 

私達がすべきこと、それは集合意識に飲み込まれてしまわないで自分を信じること。自分の感覚を捨てないこと。違和感があるものは切り離していい。結局は、自分に集中するということなのです。その場の諦めの雰囲気などに迎合してしまわないで、願わくば、自分がその変化になればいいのです。言うは易く行うは難しだけれども、誰もがそういう人を待ち望んでいるのです。

 

「世界に変化を望むのであれば、自らがその変化となれ。」

by マハトマ・ガンジー