さっきの続きです
あえて、解熱鎮痛剤と抗生物質が同時処方されることについてふれてみる
発熱がある時は、敵をやっつけるための戦いが起こっているんだよね?
相手がウィルスだろうが、細菌だろうが、その戦いが終われば下がるんだよね?
だから、
結論から言うと、せっかく出ている熱をむやみに下げちゃいかん!
鎮痛剤として使う場合でも、
今ある痛みは、血流が一気に押し寄せているから、の理由が大きいの。
血液の中には戦闘部隊や、補修部隊、栄養、酸素他様々なものが含まれてる。
頭でも、傷口でも、子宮でもそこに血が必要だから血が一時的に集中して痛みとして感じる。
だから、
やっぱり、必要だからと流している血液の流れを、止めるような事はしない方が良いよね。
ただ、
どうしてもの大舞台や、緊急性がある場合等、
事情によってはその大事な用事の為に、服用するのはありなのかもしれない。
でも、ただただ熱が上がってきたからと、服用するは避けて貰いたいなぁ・・・
さて、話がそれました
さぁ、抗生物質。
サラッと先程の記事でふれましたが、
抗生物質は、細菌には効いても、ウィルスには効きません。
抗生物質は細胞壁に作用するものが一番多く、
他にも、分身をつくる器官である「リボソーム」に対しての物もありますが、
どちらにしても、ウィルスには細胞壁もリボソームも持ち合わせいないんですよ。
だから、基本的にはどの風邪にも抗生物質は効かないんです。
・・・結構風邪の時にも処方されてますけどね
ここで敢えてお伝えしたいのが、効かないだけならまだしも、
お薬を飲むということは、
そこに含まれる成分を肝臓や腎臓のクレンジング臓器を通して体外に排出されるので、
臓器に負担がかかっちゃう。
抗生物質に関しては、腸内で活躍してくれている常在菌ちゃんたちまで一掃されちゃうので、
免疫力が落ちる恐れもあります。
(ちなみに腸内細菌がほぼ復活するのに半年かかると言われてますよ。)
そんな中、お医者さんから出されたからと、
その都度飲んでいたら、抗生物質が効かない耐性菌が生まれる可能性だって出てきます。
なので、改めて書きますが、
ウィルス性疾患である一般的な風邪ならば、
「一応・・・」とか「予防のために・・・」とかいう理由での服用だけは避けて下さいねっっ
さぁ、最後の締めです
とにかく、敵がいなくなったら熱は下がるんでしたよね?激痛は治まるんですよね?
細菌性の疾患の場合、発熱や痛みがあるとしても、
抗生物質を服用したとしたら、悪さをする細菌が死にますよね?(良い菌もやけど)
じゃぁ、解熱鎮痛剤使わなくたって、もう敵がいないんだから
熱は自動的に下がり、痛みはなくなるはず。・・・解熱剤いらないじゃん
って先日の娘の歯医者さんでも思いました笑
もし気になる方は、
これらがセットで処方された際に、病院の先生に
「どうしてですかぁ?」とか「何でですかぁ?」
と、可愛らし~く、しれっと聞いてみて下さい。(←ココポイントよ!!!)
お願いにゃっ
さぁ、その先生は何と返答してくれるかなっっ??