私を知って頂くうえで、
この方無しには語れません。
今年の2月、
facebookに投稿したものを元に、
改めてブログにも載せようと思います。
母の名前にちなんで、菊の花を。
（美しい絵だったので、こちらから画像はお借りしました。）
母が急逝して、もう11年目。
今や、ぼさぼさな自分を見て（おいおい）、
なんだか、
ままん、ごめんなさい。
（成人してからは、そう呼んでおりました笑)
・・・そんな後ろめたい生き方から
シフトした2016年。
カメさんみたいだけど、
地味に頑張ってます。
私の母はね、
特別美人ってわけではなかったけれど、
なんだか綺麗な人でした。
華やかでお高く見られる一方で、
おきゃん（方言か？）で明るくて
かわいらしい女性でした。
（天然ともいう笑）
怒るとめちゃ怖かったけれど・・・
そして、美意識の高い人でした。
実家には至る所に鏡があったの。
常に自分の表情や立ち居振る舞いが
確認できるように。
お人に対して、
どんな自分を見せているのかに
責任を取りなさい、と。
自分を意識しなさいと育ちました。
どんな笑顔が、どんな表情が
一番魅力的に見えるのか？
不満があるとき、
どんな顔をしているのか？
いつまでそんな表情をしているのか？
「加奈ちゃんってどんなお嬢さん？」
と話題に出れば、
「あの笑顔の素敵なお嬢さん！」
と人様にイメージして頂けるような人で
ありなさいと育ちました。
そして、
私は姿勢がとてもよかったです。
（良いです！と言いたい笑）
これはバレエのおかげ！
（腹筋背筋その他魅せ方大事！）
もう一つはコンプレックスがあったから。
家族の中で一人だけチビだったので、
自分を大きく見せたかったんです笑
（因みに約163㎝あります。
社会に出れば決して小さくない。
恐るべし山岡家・笑）
そのせいで、
20代の頃はスーパーヒールが手放せず、
無理が祟って外反母趾に・・・滝汗
門を一歩出れば、全てお出かけ！
いつどこで、
どなたに見られているか分からないし、
どこでどんなお誘いを急に受けても、
臆することなくご一緒できるように、と。
身なりをいつも整えておくように
気を付けていました・・・
のに・・・なのに・・・ごめんなさーい。苦笑
まぁ、常によそ行きな自分を演出！
みたいなところも否めず、
ちょっと窮屈だったりもしたなぁ。
それなりに身についているところもあれば、
やはり意識をして
頑張っていたところもありましたね。
なんにせよ、今となっては、
やはりそんな母に感謝しかありません。
中高年になるにつれて、
よりエレガンスさを
まとった女性でありたいものです。
お人にお話ししたり、
こうやって文字におこしていくと、
いつも鮮明に思い出され、
胸が熱くなります。
なんだか、
時々強烈に母が降りてくるんですよね・・・
あー、会いたいなぁ。
ここへきて、話は変わりますが笑、
父親もさることながら、
特に幼少期の母親との関係性は
その人のパーソナリティや
思考パターンの形成に
大きく影響を及ぼします。
それは、お身体にも表れますよ。
お施術に携わる者として、
そんなことも踏まえながら
お仕事をさせて頂いております。