国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録された八戸三社大祭を含む「山・鉾(ほこ)・屋台行事」の魅力を2020年東京五輪で発信しようとの機運が、超党派の国会議員の中で高まっている。

世界が注目するスポーツの祭典を絶好のPRの機会と捉え、会場に山車(だし)などを集結させたい意向。3月7日に東京都内で開く総会で、どのような形が可能かも含め、実現に向けた具体的協議を始める。

国会議員は、無形文化遺産登録前から魅力発信や周知拡大に向けた活動を支援してきた議員連盟「ユネスコ無形文化遺産『山・鉾・屋台行事』を支援する議員の会」(会長・大島理森衆院議長)のメンバー。

山・鉾・屋台行事に含まれる全国33件の祭礼行事に関する山車やPR動画を、東京五輪の関連会場に集めてアピールすることを想定している。

議連事務局長を務める滝沢求参院議員は取材に「どのような形になるかは分からないが、東京五輪の機会に世界に魅力を発信できるよう取り組んでいきたい」と強調した。(デーリー東北)


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