「イメージトレーニング」と聞くと、アスリートや経営者など、目標を持っている人がするもの。
そんなイメージはありませんか?
実はイメージトレーニングは、特別な人だけのものではありません。
仕事、子育て、人間関係、恋愛、新しいことへの挑戦など、私たちの日常の中でも、とても簡単に取り入れることができます。
イメージトレーニングとは?
イメージトレーニングとは、
「こうなりたい」
「こんなふうに行動したい」
「こんな未来をつくりたい」
という場面を、頭の中でできるだけ具体的に思い描くことです。
例えば、大切なプレゼンの前。
「失敗したらどうしよう…」
と何度も考えるのではなく、
堂々と話している自分。
相手が笑顔で聞いてくれている様子。
終わったあとに「うまくできた!」と安心している自分。
そんな場面を頭の中で描いてみます。
スポーツでも、試合前に自分が理想的なプレーをしている場面をイメージする方法はよく使われています。
イメージすることで何が変わるの?
私たちは、頭の中で何度も考えていることに、感情や行動が影響されます。
だからこそ、うまくいかない未来ばかりを想像するのではなく、
「どうなりたい?」
「どんな自分でいたい?」
を意識して描くことが大切です。
イメージトレーニングを取り入れることで、
・目標が明確になる
・行動を起こしやすくなる
・モチベーションを保ちやすくなる
・緊張や不安への対処に役立つ
・自信を持って本番に臨みやすくなる
などが期待できます。
日常に落とし込むなら、もっと簡単でOK
難しく考える必要はありません。
朝、起きたときに30秒。
「今日一日、笑顔で気持ちよく過ごしている自分」
を想像する。
仕事に行く前に、
「落ち着いて話している自分」
を想像する。
人に会う前なら、
「楽しく会話して笑っている自分」
を想像する。
寝る前なら、
「半年後、こんな自分になっていたいな」
という未来を自由に描いてみる。
たったこれだけでも、立派なイメージトレーニングです。
ポイントは「五感」を使うこと
よりリアルにイメージしたいときは、
何が見えている?
どんな声が聞こえる?
どんな表情をしている?
身体はどんな感覚?
そのとき、どんな気持ち?
と、自分に問いかけてみてください。
ただ映像を見るだけではなく、その場にいるように感じることがポイントです。
未来を考える時間くらい、自由でいい
現実には、思い通りにならないこともたくさんあります。
だからこそ私は、
「心の中で描く未来くらい、自由でいい」
と思っています。
今の環境や状況だけを見て、自分の可能性まで決めなくていい。
まずは頭の中で、
なりたい自分を描いてみる。
そして、その自分なら今日何をするだろう?と考えて、小さな一歩を行動に変えてみる。
イメージだけで未来が決まるわけではありません。
でも、イメージが変われば、意識が変わる。
意識が変われば、選ぶ行動も少しずつ変わっていきます。
今日から1日30秒。
あなたも「なりたい自分」を自由にイメージしてみませんか?
小さなイメージの積み重ねが、未来への一歩になるかもしれません。
一般社団法人 日本コーチング協会
代表理事 中島由利子
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