思いがけず一卵性双生児を授かり
紆余曲折、2ヶ月半の長期入院を経て
31週と4日で生まれた息子たち。
出産前はどういう状態で生まれてくるのか
不安でいっぱいでした。
似たような状況の方の参考になれば幸いです。
妊娠経過
6週 初受診、双子判明
12週 一児発育不全(selectiveIUGR)の疑い
13週 臍帯辺縁付着によるselectiveIUGR
(typeⅢ)と診断
20週 管理入院開始
26週 大きい子の徐脈、リトドリン点滴開始
29週 臍帯下垂
30週 大きい子の心肥大
母体高血圧、むくみ、急激な体重増加
腹囲の増大
31週 ステロイド注射、マグセント点滴
TTTS発症、緊急帝王切開
出生時の記録
写真をそのまま載せるのが忍びないので少し加工しています
(左)ベビワン/受血児 1836g(+2SD)
✅経管栄養
→嚥下能力が未熟なため口から胃までチューブを通して
ミルクを供給する。
✅鼻マスク(CPAP療法)
→空気と酸素の混合ガスを供給することで
気道や肺に持続的に圧がかかり広がりを助ける。
✅点滴(左腕、腎臓の機能回復)
✅導尿カテーテル(尿量確認)
(右)ベビツー/供血児 1324g(−2SD)
✅経管栄養
→嚥下能力が未熟なため口から胃までチューブを通して
ミルクを供給する。
✅人工呼吸器
→自発呼吸が困難なため気管にチューブを入れて
ガスを送り呼吸をサポートする。
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たくさん管がついていて心配になりますが
モニタ用の機械も多いです。
✅呼吸、心拍モニター(胴体の電極)
✅血圧、酸素飽和度モニター
(手または足の赤いランプ)
お腹にいた時と同じ体勢をとれるよう
体の周りはリネンで囲ってもらっています。
(ポジショニング)
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こんなに小さくて大丈夫かな、とか
もっとお腹の中にいさせてあげたかった、とか
不安になったり辛くなったりしましたが
妊娠中に小児科の先生から言われた言葉を
思い出してからは精神的に楽になりました
NICUは赤ちゃんの成長をサポートする場所
適切な温度や湿度といった環境を保育器で整え、
呼吸や哺乳が上手くできるよう手伝ってあげる所。
たくさんの管は苦しさを和らげるためにある!
赤ちゃんの生きる力と日本の周産期医療は
本当にすごいです
親が落ち込んでても現状は何も変わらないから
搾乳や面会での声かけ、タッチングなどで
応援するしかないですね