双子の保育器を見送って

何だか抜け殻になった気分だった魂が抜ける

お腹の感覚がないから

本当に二人が出ていってしまったのか

実感がないもやもや


手術前はたくさんいた人も、赤ちゃんとともに

NICUへ入ったりで半分以下になった。

私のお腹を縫っている先生達以外は各々の

後片付けをしていて、

ラストオーダー後のレストランにいるみたいな

落ち着かない感じアセアセ


手術室の天井を見ながら

処置が済むのをひたすら待つ...


「お疲れ様でした。少し出血が多かったので

 バルーンを入れましたが、手術自体は

 大きなトラブルなく終わりましたので

 安心してくださいねにっこり


担当医のB先生が声を掛けてくれて、

処置が終わったのだと分かった💡

その場で先生達が手術の振り返りをして

「手術終了」となった流れ星


「赤ちゃんも二人とも頑張って元気に

 泣いていましたねキラキラ

 やはり呼吸が不安定なので先にNICUに

 向かいましたが、小児科の先生方が

 ついているので大丈夫ですからねにっこり


主治医のA先生も声を掛けてくれた花

そう、2人ともひとまずは泣けて良かった...



ざっと体についた血を拭かれて

手術台からベッドへ移してもらう🛌


B先生が病棟まで付き添ってくれるそうだけど

私の胎盤が入ったクーラーボックスを

大事そうに肩から下げていておもしろい爆笑

(研究のため病理診断に回すそう)



ガラガラと転がされて手術室を出ると

手術室前のベンチに夫が座っていてビックリあんぐり

私の涙まみれの顔を見て不安そうに

駆け寄ってきたので頑張って片手をあげるバイバイ


「もうNICUにいるかと思ってたよ」

「いや、anneが入ったっきり

 全然出てこないからどうしようかと...」


それはさぞ不安だっただろう泣き笑い

約1時間半と聞いていた手術が倍くらい

かかってるもんねくるくる


たぶん誰からも声かけてもらえず

待合室にも行けずに長椅子で待っていた夫が

健気で可愛い爆笑


赤ちゃん達はまだ処置中らしく

NICUに面会に行けるようになったら

呼んでくれるそうなので

一緒に私の病室へ戻ることに💡


病室に戻ると血栓予防のポンプを足に

巻いてもらえた足

腕には水分補給と痛み止めの点滴、

カテーテルにバルーンも入っているから

自由に動かせるのは首と片腕だけ真顔

麻酔が残ってるからか何の痛みもないし

点滴入ってるから喉も乾かないなー知らんぷり



赤ちゃん達の保険証などの発行のため

夫と対面で話せるうちに名前を決めたいけど

やはり決まらない爆笑

やっぱり顔を見ないとね!と

デジャヴを覚えつつ明日以降に持ち越しタラー

(上の娘の時は顔見ても決められず3日間名無しだった笑)


担当看護師のIさんが「おめでとう🎊」と

駆けつけてくれたニコニコ

Iさんの顔を見ると安心してウルッとする悲しい

産後ハイなのか涙腺が緩みすぎだーアセアセ


「ちゃんと2人とも産声上げれたんです悲しい

「らしいね!顔見れた?」

「ベビツーちゃんだけチラッと見れました流れ星

「じゃあ明日以降のお楽しみだね!

 パパさんはこの後見れるからねグッ

 写真撮ってあげてくださいね!」


しばらくするとNICU入室の許可が出たので

夫に行ってもらうことに💡

すぐに帰ってくるだろうと思ったけど、

状況説明と同意書サインで2時間もかかったガーン


どんな状態で生まれてどんな処置をしてるとか

二人の現状を詳しく知りたかったのに


「二人とも今の所大きな後遺症はなさそう!

 じゃバイバイ


以上かよ!ムキー


娘の保育園の迎えのために急いで帰らないと

いけなかったのは分かるけど、

帰宅後のLINEで聞いてもよく分からずもやもや


例えば仕事で商談してきたら、結果だけ

じゃなくて背景とか感触とか今後の展望とか

上司に報告すると思うんだけど

何で家のこととなるとできなくなるのかなーちょっと不満


何かぐったりしちゃったし、どうせ

何もできないから一眠りすることにした{emoji:631_char4.png.ふとん1}