(このブログは2024年5月2日に書いたものです。)

モモが私の目に映る世界から

いなくなって今日で半年になる。



時間が経てば

いつしかこの心の寂しさも

消えると思っていたのに


四季折々にふれ

モモと私たち家族が過ごした

愛の記憶は決して色褪せることはないと

知った。



私は少しずつ少しずつ

受け入れていた。


私が毎日のように

見ていた景色の中に

赤い首輪をつけた黒い柴犬が

いなくなったことを。



保育園の帰り道、

ふと思い出していた。


白鶴美術館のバス停からの帰り道、

家に近づくと

長男が暗がりの中、モモと

山に向かって散歩に行くのに

出くわした。


モモは私に気づくと

何度も私を振り返って

立ち止まろうとする。


モモはいつもそうだった。

子供たちの一緒に散歩に出ても

私が後ろを歩いていると

リードを振りきって

私のもとまで駆けて来た。



まるでこの世で

最愛のなにかを見つけた時のように。

喜びいさんで。



私はモモが天国に旅立った日から

誰の前でも

モモのことを想って流した涙を

見せなかった。


時間が経ち、 モモの記憶が

モモを知るわずかな人たちの記憶から

消え失せても

私はモモを決して忘れない。



確かにモモは存在したのだ。


2009年8月に私たち家族が

ペットショップで小さなモモに

出会った日から

モモは私たちの家族だった。



子供たちもなにも口に出さなくても

モモのことを決して忘れていない。


私にはまだ昔話のように

モモの名前を口にすることは

できなかった。


そしてモモをいつも呼ぶ時に

吹いていた口笛を吹くことも

できなかった。


私が口笛を吹くと

それを合図にモモは

一目散に私のもとへやって来た。


何度、口笛を吹こうと思っても

できなかった。


私の口笛は

モモと私をつなぐ「絆」だった。


私が口笛を喜びの想いで吹く日が来るのは

我が家にまた新たな犬を

迎える時だろう。



私はモモが天国に旅立つ前の晩に

モモを抱きあげ

約束した。


必ずモモが生まれかわったら

探し出すからと。



もう一度会おうねって

何度も私の腕の中で

小さくなったモモを抱きしめ

ささやいた。


あの時の感覚は

決して忘れることはできない。



私とモモは

夜のテラスで

確かにハートとハートが

繋がっていた。


私はモモのハートに

語りかけたのだ。

心からの想いを。



そして、その翌朝

モモは眠るように

息を引き取った。


その亡骸にモモが

いないことを知って

魂は永遠であることも

初めて実感した。



モモの天使の翼が

見えるようだった。


呼吸をしない肉体は硬直し

もはや生きているものではなく

私の目の前にあったのは

モモが借り物としていた「肉体」という

抜け殻だった。



私たち家族とモモの愛の学びは

終わったのだと

涙ながらに確信した。



そして、地球での

愛の学びは

どんなに悲しいことが起こっても

続いていく。


私は決して一人ではなかった。


私が目覚めると

3匹の猫がいて

まるで幼な子のように

私の加護を必要としていた。


彼らの無邪気なふるまいに

私はどれだけ癒やされて来ただろう?


毎日、ふとした瞬間に

心がふわりと和むのは

この3匹の猫たちのおかげだった。


すました顔で

保温中の炊飯器の上に

飛び乗る猫のアン。


常に彼らに食事と水を与え

危険から守るのも

私の仕事だった。


いつかいつか

この3匹の猫たちが

またモモのように

私の目の前からいなくなる

その日まで


私は彼らを慈しみ、守り、

愛しつづけようと

心から思えたのも

モモがいなくなったからだ。



今、目の前にいる

私の大切な家族を

守りつづけよう。


そのためには

私自身が癒やされていなければならない。


自分を慈しみ、守り、愛することで

他者を守れるのだから。


そう、モモの天国への旅立ちは

私の心の旅路の

スタートでもあった。



最愛の家族を失った悲しみを

乗り越えるために

私が流して来た涙を

私は明日へと立ち向かう

勇気に変えて来た。


その魂の力を培えたのも

私が常に私をサポートしてくれる

高次元の存在たちと繋がっているからだ。


悲しい時は

私はいつも大天使ミカエルに

話しかけていた。


大天使ミカエルは

私の心の友であり

私の一番の親友だった。



私は天使と友達だった。


天使と話すのは

とてもシンプルだった。


そう、自分の心を

開けばいいのだ。


幼子のように

助けて、と叫べば

天使はいつも手を差しのべてくれた。



モモ、見守っていて。


私はこの悲しみ、

そしてそれを100倍も1000倍も

上回るモモへの愛おしさを胸に


私に与えられた愛と光の道を

生きていくよ。



モモ、愛してる。


このブログを読んでくださる

大切なあなたに
愛と感謝を込めて
星の天使yuka

❤❤ 
 

 
 
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メッセージを届けます
 
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