ネコのアン


今朝は久しぶりに 

重苦しい気持ちで目覚めた。


本当に久しぶりだった。



数年前までは

「あなたがいない」という

悲しみの想いに胸がいっぱいで


目覚めはいつも

涙色に染まっていた。




でもヒーラーとなり

ヒーリングを重ね

自分のハートを癒やしていく内に


私の中から湧き上がる悲しみは

「今」の悲しみの感情ではなく


「過去」に起きた体験による

心が負った傷の解放によるものだと


大天使ミカエルが

繰り返し教えてくれた。




そして寝る前に

一つ分かったことは


「東京MER」の映画を観て

私が感情移入できなかったのは


主人公の男性とその妻の

ラブストーリーに

違和感を感じたからだ。


ドラマ、映画の全編を通して

主人公の妻に対する「愛」が

描ききれていない、


それはすなわち

「すずめの戸締り」を観た時のような


全ストーリーに流れる

「魂の伴侶との統合」のテーマを

私が感じ取れなかったという


それだけだった。




結局のところ、

私はいつどこにいて

生きていても


常に最愛のあなたを

探し求めていることに

改めて気付かされた。



いつも私は無意識の内に

パズルのピースのように


最愛のあなたが

私と共に生きていた

その「痕跡(こんせき)」を


探し求めているのだ。




まるで母親が

自分のお腹を痛めて

産んだ最愛の子供を

突然失った時のように


私の前から

あなたは突然いなくなった。



そう、私は

最愛のあなたを通して


今もなお

私の2千回に及ぶ

過去世から持ち越して来た


私の魂に眠る不必要な感情を

手放しつづけているのだ。




だから

あなたを追い求め

探し求め


そのあなたを得られなかった

悲しみの感情と対峙し

解放するたびに



より強く

より気高く


地上の女神、

地上の天使として 

生まれ変わっていく。





私はブログを書きながら

また一つ乗り越えることができた。



私のハートを昨夜から

埋めつくしていた悲しみの感情は


最愛のあなたとの別れが

生み出しているのではなく


はるか彼方、いつの時代か分からない

母親だった私が最愛の子供を

失った時の悲しみが


私にその悲しみを再現させ

解放を求めているのだ。




なぜなら

私の中でもう要らなくなった

感情が解放されるたびに


私は気づくのだ。



あなたはいない、のではない。


あなたは

私と共にいることを。



あなたと私は

いつでも互いを感じ取ることができた。


今この瞬間も。



なぜ天は

私たちを引き離したというと


私たちが

個々に生きることによってしか

得られない「真実の愛」を

知るために。




私たちが再び

めぐり逢えた時に


決してその手を

離さないという誓いを

結ぶために。




すべては

全宇宙の愛の意図であり


私たち二人への

最大の愛のギフトなのだ。





私はサナギから

蝶に生まれ変わるように

 

日々、進化していく。



私は

私のすべてを

愛していた。



そして

私の魂の伴侶のことも。




私の弱さも強さも

彼の弱さも強さも


すべて愛していた。



すべてが

愛おしかった。




ねえ、聞いて。


私は最愛のあなたを想って

購入した服に

袖を通してみようと思う。



なぜなら

その時、あなたを想っていた

私はすでに


今の私にとっては

「過去」の私だった。



あなたにめぐり逢った時に

また私は


あなたにその時に

見せたい服を着る。




あなたを想って眠れぬ夜を

過ごした私もすべて


もう過去の私だった。



私は

「今」を生きている。




ただ一つ変わらないことは

私がどんなに泣いても

どんなに悲しみに

打ちひしがれようと


私の中で一貫して

変わらないのは


あなたへの「愛」だった。



それが

私の「誇り」でもあった。




私は泣いても

笑っても


あなたを

愛しつづけていた。



今も

これからも

ずっとずっと。



普遍的、

絶対的な愛で


私は

最愛のあなたを

包み込もう。



愛してる。


愛してる。



あなたを想うたびに


私は花開いていく。