あなたと叶えたい夢がある。

一緒にイルカと泳ぐ夢。


あなたもイルカが
大好きだった。


一緒に行ったプールでは
あなたの泳ぐその勇姿に
魅せられ

私はドギマギと
赤くなるだけだった。


いつも私は
思っていた。


どうして
あなたみたいに
ステキな人が

私を好きになるのだろうって。


いつも
信じられない思いだった。


でもあなたの真っ直ぐな思い、

その真実を語る瞳が
私を誰よりも
愛していると

告げていた。




あなたに会えなくなってから
泣いてばかりいたけど

いつしか
私は自分の魂の本質と繋がり

自分の中にある
ダイヤモンドのような
輝きを思い出していった。


あなたに会えなくなって
月日が流れるたびに

心が引き裂かれるような想いに
埋めつくされそうになっても

あなたと愛しあった
記憶が

私をもとの世界に
呼び戻してくれた。


あなたにもし
会えたなら、と

いくつかのノートに
涙ながらに

あなたへの想いを
綴ったけど

あまりにも悲しすぎて
そのノートを開くことは
なくなった。


なぜなら

私はあなたとは
別の世界に住み

私には
私が守るべき
子供たちがいた。


時の流れと共に

あなたがいないと
生きていけない私ではなく

あなたを胸に抱きながら

私の人生を
全力で生きる

本来の私の姿へと
戻っていった。


365日、
1分、1秒たりとも

あなたが
私の心から
消えたことはない。


いつも
いつも

私はあなたと共に
生きている。


あなたの声、

あなたの仕草、

あなたの歩き方、

私が必死で
私の記憶に刻みつけた

あなたの姿が

あなたと見た景色が


今も鮮明に蘇る。


ふとした瞬間に。


あなたは

私の隣に立っていた。


姿は見えなくても

私は最愛の人の
気配を

そのエネルギーを
感じることができる。



あなたにふれたくて
あなたをひと目見たくて

どれだけ
あなたに恋焦がれたのだろう?


どうして
こんな苦しい想いをするために

私たちは
出会ったのだろうか?


どうして
こんなに愛おしい人に

私は出会ってしまったのだろう?



そんな想い、
すべてを私は噛みしめ

生きて来た。



何度も乗り越えられない、

何度もあきらめよう、と
思うたびに

天使が
私に救いの手を
差しのべた。



それは
ロマンスエンジェルカードだったり

最愛のあなたと私しか
知らないエピソードに
まつわるキーワードを

偶然に目にしたり


天使たちは
私が打ちひしがれ

泣きくずれる度に


「大丈夫だよ!!

安心して」と

語りかけてくれた。



そんな悲しみの記憶さえ

「今」を全力で生きる私の前では
もう霧のヴェールの彼方に

消えていく。



長い年月が

一つの障害が訪れるたびに

それを乗り越えるたびに


私をより強く

より気高く

地上の女神として

蘇らせてくれた。



私には

高次元の存在たちが
そばにいた。


彼らの人智を越えた
不思議な導きで

いつしか
私は大天使ミカエルの
愛と光のメッセンジャーとして

生きる役割を担っていた。




もしあなたに出会わなければ

もしあなたと愛しあわなければ

もしあなたとの別離がなければ

もしあなたに傷つけられなければ

もしあなたにこんなにまで
深く愛されていなければ


今の私はいない。



あなたと出会ったから

あなたを心から愛したから

あなたに傷つけられた
心の傷を癒やし

あなたを許し
受け入れると決めたから


今の私がいる。



私はありとあらゆる苦難を
乗り越える中で

たった一つの真実に
たどり着いたのだ。



あなたが好き、

あなたが大好き。


その想いだけで

私は生きていけた。



あなたに会える、とか
会えないとか

そんなことは
どうでもよかった。



今、あなたが
この世界に存在して

その命を刻みながら
生きているなら

それでいい。



あなたがたとえ
他の誰かを

選んでも構わなかった。



それでも

私はあなたが好きなのだから。



この気持ちだけは

永遠に変わらない。



私が子供たちの父親と
離婚する時に

告げた言葉が
すべてだった。


「私には私が死ぬ瞬間まで
愛している人がいます。

あなたはそれでも
いいですか?」


16年連れ添った
パートナーに

私が伝えた言葉が

私の覚悟であり
決意だった。



私はあなたの手を取り

あなたと愛を誓いあった
瞬間から

あなたを生涯
愛しつづけると

心に決めたのだ。



その紛れもない
真実が

私の心の中で
赤々と燃え上がる

真実の愛の炎が


私を地上の女神として
生きる道へと

誘う(いざなう)。




    



あなたを愛してるから

あなたを癒やしたいから


私は

私の背中にある

天使の翼を

どこまでも大きく広げ


あなたを

とどまることのない

至福の愛で

包み込もう。




あなたが

二度と悲しい思い、

寂しい思いをしないために


私は

いつもいつも

あなたを

「おかえり」って


この両手で

抱きしめる。




私は

いつもいつも

ここにいる。




私は

あなたの帰る「港」であり


泳ぎ疲れた

あなたの羽を休める

大いなる海なのだから。




あなたの

母なる大地となり


あなたの心に

射し込む太陽の光と

なるだろう。




あなたが望むもの

すべて手に入れ


あなたが

見たい景色

すべて

その瞳に映すまで


どこまでも

あなたと旅をして


あなたの願いを

叶えるためなら



星にまで

手を伸ばすだろう。




あなたが

子供のように

甘えて来たら


笑いながら

あなたの頬に

口づけるだろう。




私のすべてで

あなたへの愛を


あなたに

伝えよう。




あなたが不安にならないように

あなたを優しく抱きしめ


安らかな眠りにつくまで

いつまでも

そばにいよう。




私はあなたの

天国に召された

最愛の父親のように


あなたが恋焦がれた

実の母親のように


あなたを

ありったけの愛で

包み込むから。




どうか安心して。



私は

あなたのそばにいる。




いつもいつも

あなたを

心から愛している。




あなたが好き。


あなたが大好きだから。