今年も摩耶山頂へ向かう
摩耶ケーブルとロープウェイの
年間パスポートを買った。

パスポートが届いてから
毎日、天気予報と空を眺めながら

摩耶山に行く日を
見定めていた。

4月から保育園の仕事は
毎日通っていた。

夕方の保育園の仕事が始まる前に
摩耶山頂まで行きたかった。




突き抜けるような青い空が
広がった朝、

私は、摩耶山に行こうと決めた。

幸せだった。

春が来た。

1年、浪人生活を送っていた長男も
無事、大学が決まった。

第一志望には手が届かなかったが、
北海道に行く夢は

まだ長男の心の中で
熱く燃えている。


大学合格おめでとう!


私はスピリチュアルの世界に
足を踏み入れてから

どんな体験もポジティブに
とらえられる
強い精神を培った。

なぜなら、
私は知っているからだ。

いかなる体験も
すべて宇宙からの愛のギフトであり

私たちは完璧な存在であることを。

そして、
目には見えない高次元の存在たちの
導きがあるからこそ

なにも迷うことはないのだと。

天使は私たちに告げる。

安心してください。

あなたは守られています。


摩耶山に長居している暇はなかった。

夕方からは、可愛い子供たちが
保育園で私を待っている。

摩耶山頂を一通り散策した後、
私は帰りはロープウェイに乗るのではなく
歩いて下山することに決めた。



20代の頃から、足しげく通った摩耶山。

いつもは車を飛ばして
摩耶山頂からの景色を見て
帰るだけだった。

でも、今日は違う。

私はまた新たな挑戦を試みるのだ。

心が踊った。

私は、いつでも自分の行き先を選べる。

年間パスポートがあるのだから
帰りもロープウェイとケーブルに
乗ってよかった。

でも、私の内なる声が
私にささやいていた。

「冒険しようよ!」


私たちの人生には
いつも目の前に

いくつもの道が広がる。

どの道を選んでもいいのだ。

いつだって
自分が選んだ道が
最高最善の結果をもたらすと

私は信じている。

そして、私には迷っている時間はなかった。

3時までには
最寄りの駅まで着きたかった。

今までこんなに早い歩調で
歩いたことはない。

時計を見つめながら
ただ、ひたすら山を下った。

途中、いくつもの展望台があり
その景色に私は心奪われた。


ああ、私は生きている。

この地球に
私は生きている。

この命続く限り
私は見果てぬ夢を追いかけ
歩き続けるだろう。

まだ、見たことのない景色がある。

それは一つ勇気を出すだけで
私たちの目の前に
奇跡のように姿を現す。




どんなに涙を流しても構わない。

何度転んでも構わない。

いつでも希望の炎を心に燃やし

生きていこう。

私の道を。

私は決してあきらめない。

私は決して自分の人生に
嘘をつかない。

私は誇りを持って
私の内なる声に耳を傾け

私の目の前に広がる
光の道を歩んでいこう。


このブログを読んでくださる
大切なあなたに
愛と感謝を込めて
星の天使yuka