その2
からの続きです
らんまるがてんかんの前兆のような
ソワソワ...ウロウロ
大暴れを始めて6時間後...
ようやく、らんまるパパに連絡が繋がり
「夜間診察してくれるところないかね〜」
とぼそり
「ママも調べたけどどこもなかったこんなの朝まで続けてたら、らんまるてんかんでちゃう」とわめきます
この時らんまるは
携帯の小さな着信音や
メッセージが来た時の
画面の点灯でさえ反応してたので
すべて
こっそりとLINEでのやりとりです
電話で声が聞こえると
さらに興奮させてしまうから
ママはもうどうしようもないのだと
諦めていたけど
パパは
3つあるかかりつけの病院の1つが
夜間であっても留守電に内容を話して
もし対応できるのであれば
15分以内に折り返しかかってくると
書いてあった!とみつけてきました
これには本当にびっくりしました
日曜日も木曜日も休診の病院で
我が家には利用しにくく
最近行ってなくて...
ママはかかりつけは
すべて夜間は無理だと思っていたから
他の病院ばっかり探してました
今の状況がなんとか変えられるかも!と
急に希望が出てきました
パパがもう一度
保険の電話相談にかけて
・緊急性があるのか
・夜間診療に行ってできることはあるのか
それを聞いてみてとのこと
最初に電話をしてから
約1時間後
もう一度保険相談に電話をしました
またか
と思われただろうな...
緊急性があるとまでははっきり言葉には
しなかったけど
落ち着くような注射があるので
病院であれば
それを打ってもらうことは
できるとのことでした
もうこうなったら
夜中の3時半だろうが
なんだろうが
病院に電話をかけてみるしかない!
留守番に内容をしゃべり
3分後ぐらいに
すぐ折り返しがありました
いつも思うけど
病院の先生は神様だと思う
びっくりするぐらい←(普通みんな寝てる)
寝起きの声でボソボソと
注射を打つくらいしか
対応はできないけれど
どうするかと聞かれました
もう、お願いしますお願いしますの
藁にもすがる思い
分かりました、そしたら病院に着いたら
また電話して下さいとのこと
ベッドごしの電話の様子が見えそうなくらい
電話でたたき起こしてしゃべらせた声でした
(本当に感謝しかないです)
わりと近くなので
運転して行けるのだけど
私もパニック
らんまるもパニックなので
タクシーが安全かと思って
タクシーに乗って行ったら
これがまたもう一悶着
タクシーなんて乗せたことがないもんだから
パニックにパニックをあおって
わんこ用のショルダーに入れて
乗ったのだけど
袋の口を閉めてたのもあったのかな...
タクシーに乗ったことに驚いて
無理矢理出ようとしたのか
てんかん起こしたのか
真っ暗でなんにも分からなかったけど
口と歯が全力で当たるのを感じて
私が「うわぁ」と素っ頓狂な声をあげたから
運転手さんが「どうされましたか」
となり
またその声にらんまるが発狂して
大暴れに泣き叫ぶはなんやら
5分で着くのに
もう家にいるより
2人でボルテージ上がって
てんかんを起こしたかどうかも
定かではないのに
てんかん出た
てんかん出た
とすぐ着くのに
今てんかん起こしましたと
病院に電話
「着きましたか?」と聞かれ
「いえ、もう少しで着きます」と
今思えばなんかちょっと
自分のことを笑えるんだけど
夜の暗闇が恐怖と動揺を余計に
引き出すのか
もう2人ともがわけがわからなく
なってました笑
つづく