7年前、私が高校3年生のときに
突然、逝ってしまった父のこと。
長くなるし独り言だし、
霊視(?)的な話も出てくるので
嫌な方は見ていただかなくて結構です。
家に一人でいると、ふと思い出します。
私はお父さんっ子でした。
お風呂も小4までお父さんと入っていました。
小さい頃からなぜか母と折り合いが悪かった私をいつも庇ってくれて
「お前はいい子だ。将来いい嫁さんになるんだろうなあ」が口癖でした。
高校生になり、初めて携帯電話を買ってもらうと
同じ家の中にいるのに、毎日何通かメールが来ました。
部屋でテスト勉強をしていると、
「まだ勉強してるのか?勉強なんてやめちまえ!お父さんは寝ま~す」。
部活(吹奏楽)のコンクールの朝、
「仕事で行けないのが残念!!努力は必ず実を結ぶ。オヤジは応援してます」。
おじさんなのに、無理した絵文字が並ぶ。
用もないのになぞなぞとか送ってきたり。
うざっ!て思ったけど、そんなお父さんが可愛くて。
その日は朝、早朝補習に遅刻しそうで急いでいたのに
玄関でお父さんがのんびり靴を履いていたので
「どいて」と言うと
「あ、ごめんごめん。気を付けて行ってくるんだぞ」と笑顔で返され
余計にイライラしたので、何も言わずに家を出ました。
まさかそれが最後の会話になるなんて思ってもいなかった。
午後最初の授業だった体育が終わって携帯を見ると、母からメール。
今すぐ早退して帰るように、と。
嫌な予感がしたけど、急いで帰宅すると
リビングには母が一人で座っていました。
「お父さんが亡くなりました。お昼休みが終わって会社に戻る途中の事故でした」と。
内臓の損傷が激しく、すぐに葬儀をしたほうがいいとのことで
もうお父さんは、病院から葬祭場に移されていました。
顔や身体に数カ所アザがあるだけで、あとは眠っているように見えるお父さん。
呼びかけても、起き上がらない。
それから49日まで、何をして過ごしたかあまり覚えていません。
記憶がほぼ、無いのです。
ただはっきり覚えているのは、お葬式の日が大雨だったことだけ。
それから数年経ち、私は特待生制度を使って入った専門学校を卒業し、会社員になりました。
他の営業所から異動で来た先輩が、
「私、見える人なの!」と言い出しました。
どうやら有名なお寺(これを言うと私が住んでいる地域が大まかにですが分かってしまうので、すみません)の娘さんらしく
お兄さんがそのお寺を次期住職で継ぐみたいです。
で、上司が「悪いものが憑いてないかみんなで見てもらおう!」と。
その先輩は上司や同僚を霊視(?)。
みんなとくに何もなかったのですが、私を見るなり、
「あの…悪く思わないでね。あなた、男の人が憑いてる…」と言いました。
事務所騒然。
私がオドオドしていると
「中年の男性で、煙草の煙がすごいの!誰か窓開けて、煙たい!」と言い出しました。
もちろん煙草の匂いなんかしません。事務所は禁煙でしたし。
先輩が続けて「でも、この人とってもいい人よ。あなたのこと、心配そうに見てるもの。細身なイメージの方だけど、どなた?」
と言ったとき気づきました。
私を見ていたその「幽霊」は、お父さんでした。
お父さんはかなり細身で、ヘビースモーカーでした。
先輩は異動してきたばかりで、当時21歳になったばかりの私の父が、まだ健在だと思っていたので
私に中年の男性が憑いていることに驚いたんだと思います。
私が先輩に泣きながら「父です」と言うと、
先輩に「そう…。あなた明日から煙草やめなさい。このまま吸ってると気管悪くなるわよ。あと今付き合っている男性、絶対にやめときなさいよ。お父さんが心配してる」と言われました。
次の日から煙草をやめました。
実際、このブログにも書きましたが、私は風邪の度に咳喘息になるので
まだ吸っていたら、もっと苦しかったかもしれません。
そのとき付き合っていた男性とは、先輩に言われた直後に
私の他に2人と関係を持たれていた(いわゆる3股だった)のが分かってお別れしました。
専門学校に入ってすぐの頃からそれまで、2年半付き合っていて将来も考え始めていたので、別れた直後はとてもつらかったですが
もしあのまま騙されつづけて結婚していたら間違いなく不幸になっていたことでしょう。
思えばお父さんが亡くなってから異性運がなかった。
それはお父さんが私に、正しい人をみつけて幸せになってもらうために、ちょっといたずらをしてるからなんだな、と思い
それからは恋愛が上手くいかなくても
「ご縁がなかったんだな」と思えるようになりました。
そして出逢ったのがチェシャさん。
最初は遠距離だったので、小さな衝突は何度かありましたが
とくに大きな喧嘩もなく、結婚してあっという間に1年が過ぎました。
チェシャさんは私の家族や親戚に
「ありすちゃんのお父さんによく似てる!やっぱり女の子はお父さんに似た男性に惹かれるんだねー」
と言われています。
でも、ごめんねお父さん。
お父さんよりもチェシャさんのほうが、ほんの、ほんのすこーし、イケメンです。笑
不思議なことに、チェシャさんのふとした仕草に
お父さんの生前の癖などを感じたりすることが度々あります。
特に、くしゃみの仕方と声(音?)!!
ほんと、不思議。
実家にあるお父さんの遺影は、お父さんが30歳のときのもの。
ちょうどいいのがなく、
ありすの七五三のときの家族写真をスキャンして、お父さんの顔を拡大したものなのですが
お父さんは享年46歳だったので、
お葬式のときにみんなで「これじゃあ、あまりに若いね」って泣きながら笑ったっけ。
チェシャさんが遺影のお父さんと同い年になるまで、あと5年。
どんな男性になっているんでしょう。
もしかしたら、もうパパかな?
そうだといいな。
たまに夢の中でお父さんに会うと、何も言わずにニコニコ笑ってるんです。
お話したいけど、まだまだ早いかなって思ってます。
これからもありすを、そしてありすの大好きなチェシャさんを、
優しく見守っていて欲しいな。
…長々とすみませんでした。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
