パニック障害って？予期不安編

続きです

一度発作を経験すると予期不安というとてもやっかいなものが出てきます。

勝手に予測するんです。頭が。

「この前発作起こしたけど今日もまたなるんじゃないか、またなったらどうしよう、、、」

起きてもない事を考えます。

起きてもないのにまるで起きるかのように、脳が判断します。

不安が押し寄せ、私の場合は過敏性腸症候群も一緒に発症していたのでまずトイレから出られません。

お腹を壊し、動悸がしてきます。

まだ家なのに。

出掛ける準備をすると常にこれです。

お腹を壊し、えづき、こんな状態になっている自分に悲しくなり、出掛けたくなくなります。

それでも娘の用事や老人ホームにいた祖母の着替えの交換など、どうしても出掛けなければいけない時はあります。

その時は1時間くらいトイレにこもり、もう何にも出るものないだろと思い出掛けるのですがそうすると発作を起こしたり、またお腹壊したりして心が折れます。

老人ホームも地元のスーパーも車で15分かからないけど、それすら行けない時が多かったです。

途中まで行ったのに気持ち悪すぎて帰って、娘もたまにしか私が出掛けないから何で帰っちゃうの？やだ！お出掛けいこうよ！と言うのは当然なんですけど、ママお腹痛くてごめんね、、としか言えませんでした。

周りから理解のない言葉も飛んできて本当に死んだ方がマシかよと思ってました。

理解してなんて言わないから、こういう人もいるのね、くらいに思ってくれてもいーじゃんって。


このように私の場合は、ですが出掛ける前の支度段階や人の多い場所への遠出の時は前日から軽い動悸がしてオエッってなってました。

吐きはしないんだけどね。吐きそうなだけ。

なんだか余計なことも書いた気がするけど、こんな感じで以前発作が起きた状況になる前から不安や恐怖が押し寄せてくるのです。

気の持ちようでは済みませんでした。

こうなってくると広場恐怖というものも出てきます。

続きます。