朝日新聞「団塊はいま」 | Ghost and Suzy (ロカビリー系プロダンサー)

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2009/3/14(土)発行
朝日新聞「団塊はいま」

撮影:2009/2/23



早稲田ツイスト研究会の最高齢生徒「モロビリー」こと
諸戸舜輔 (もろとしゅんすけ) さんが主役として登場。
※Ghost&Suzyは今回裏方。



※「ヨコハマリトルダーリン」・・・2009年閉店
※「都内のダンス教室」・・・Ghost&Suzyの水道橋レッスン
※「指導者」・・・Ghost&Suzy






asahi.com

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元広告会社員・諸戸さん、ダンパ主催

「自分の経験を生かして、なにか社会に還元したい」。
還暦が近くなると、男たちの胸が騒ぐらしい。
世田谷区の元大手広告会社社員の諸戸(もろと)
舜輔(しゅんすけ)さん(62)が思いついたのは、
「ダンスパーティー」を開くことだった。
団塊世代が若いころに一度は踊ったことのあるツイスト
で、青春時代を取り戻してほしい。
お手本になろうと練習を始めたが・・・。
「孤独との闘い」が待っていた。

「20代に勝つ」猛練習

2月末の深夜、横浜市中区の有名なライブハウス
「ヨコハマリトルダーリン」。ロックバンドが
エルビス・プレスリーのヒット曲を演奏する中、
若者客ら10人ほどに交じり、諸戸さんがフロア
中央で踊っていた。赤いボウリングシャツに
しゃれた革靴。リズムよく前後に足が動く。
スムーズに左右に振られる腕の動きに、バンド
リーダーの三原ケンさん(40)は
「すてきですね。ダンスは体力を使うが、
あのパワーはすごい」と驚く。

諸戸さんは大学の芸術学部を出てデザイナーとして
広告会社に入社。広告制作に没頭するなか、14年
ほど前からライブハウスにはまり、ダンスに目覚めた。

6年前、定年まで4年あったが、会社を辞めて、
ダンスパーティーを開くことを考えた。若い男女
の出会いの場でもあったダンスフロアの再現だ。
「やるからには、主催者自らの踊りがうまくなくては
いけない」と、都内のダンス教室に通った。
米国の大会で準優勝したことがあるという指導者の
舞いは、ステップを加えて自在に動く。

「これだ!」。1回2千円の講習費を払って通い
始めたが、この練習がつらかった。

集まるのは、20代の若者ばかり。リーゼントで
ビシッと決めてくる男性もいる。休憩の際には、
仲間やグループに分かれておしゃべり。その時
も、諸戸さんはホールの端でぽつんと1人だ。
若者が奇異な視線を向けてくる中で、
シニアがたった1人の2時間のレッスン。
いいようのない「違和感と孤立感」に襲われた。

だが、若者には自分から声をかけていった。
時折、習得したツイストが披露できるライブ
ハウスに連れて行くうちに、うち解けた。
「若者には絶対負けない」と1年間は、
月に4回の練習は一度も休まなかった。

「簡単で誰でも踊れる」と思ったツイストだが、
踊りは足を前後に動かすと同時に両腕は同じ
テンポで左右に振る。思いのほか難しい。

諸戸さんは、車の運転中も信号待ちでペダル
を踏んでいない足は、前後にステップを
踏んで体に染みこませた。

3年後の06年11月、渋谷区恵比寿南のライブ
ハウス「ジャンケンポン」を借り切って、念願の
ダンパを開いた。会社員時代の友人らが多数詰め
かけ、ホールは約40人のツイストの踊りで
埋まった。熱気に包まれ、「また、やって」と
励まされた。今夏までには、もう一度開く予定だ。

諸戸さんは「企業にいたときとは違う世界の人々
との出会いによって得た知識、経験ははかりしれ
ない。新しい自分の発見につながったと思う」
と、次回開催に向け、意気込む。
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皆様、ありがとうございました!

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