私は小学生の頃から吃音があり大変困っていました。しかし学校や家庭からは吃音に対する理解がされてなく、本人の気持ち

の問題というようになっていました。現在も、小学生の吃音のある児童に対しての先生の指導が昔とあまり変わっていないので

先日、文部科学省に下記の質問の投稿メールを送りました。UMAくんUMAくん

 

宇宙人くん宇宙人くん教育現場において吃音のある児童生徒学生に対しての合理的配慮について宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん

 

私は吃音当事者です。小学校の頃から吃音が始まりました。小学校の授業で社会や国語などで、先生にあてられて教科書を読むように言われた時は、難発の吃音のため最初の言葉がでません。「・・・・・・」という状況になり、その様子をみて先生は別の生徒を代わりに読むように言います。

 先生からは、「ゆっくり話せばいいですよ」「深呼吸して落ち着いて読みましょう」などの言葉をよく言われました。私は、「ゆっくり話そうにも最初の言葉がでないんだよな」と心の中で思いました。

 この先生から何回も言われた「ゆっくり話せばいいですよ」は、吃音当事者の私には、ああ先生は、私の吃音について理解してくれていないと思いました。吃音は原因不明で治療法もなく、吃音により会話が不自由なためどうそれを乗り越えてけばいいのか。

 小学生の頃から、日々そのことについて悩みました。滝汗滝汗

先日、私の住んでいる市の教育委員会特別支援教育課電話して通常の学級に在籍する話し言葉に障害のある生徒に対する指導を聞いたのですが、私が小学生の頃に先生に言われていた「ゆっくり話せばいいんですよ」等の指導をしているとの事でした。

 この「ゆっくり話せばいいんですよ」と言う言葉は、先生が吃音のある生徒に対して

、言ってはいけない言葉だと思います。吃音の人には軽度から重症までさまざまな症状があります。

 「ゆっくり話せばいいんですよ」と言われても、難発の吃音には最初の言葉がでないので無意味なんです。その言葉により生徒はとても苦しみ悩みます。笑い泣き

 吃音の自分はいけない存在なのだろうか。と自信喪失と自己嫌悪になります。チーン

 

 先生は、吃音の生徒が教科書を音読することが難しいと判断したら、別の方法で対応してほしいです。例えば質問を出してその回答を黒板に書くように言うか、パソコンがあればそれを使用して質問を出して回答させるか、など吃音の生徒が自身の考えを伝えられる方法をとるようになどの配慮をすれば吃音の生徒は助かります。ニコニコ

 吃音の生徒に対して、吃音はいじめの対象になりやすいです。からかったりいじめる生徒に対して、先生が、例えば「吃音のある生徒も先生も他の生徒も同じ人間です。長所や短所もあります。脚が速い子もいれば遅い子もいます。身長が高い子もいれば低い子もいます。みんなそれぞれ違いがあるのが当たり前です。」と話したり、吃音のある生徒に対して、吃音をからかうことはよくないことだということを先生は、教室で話してほしいのです。

 先生は、吃音のある生徒に対しては、吃音を治すことはとても難しいので、吃音を治すことを重視するのではなく、吃音のある生徒が日常生活や社会生活でどのような配慮をすればいいのか、吃音のある生徒や保護者を交えて考えてよりよい配慮の方法を考えて実践してほしいのです。

 下肢障害の人には、松葉杖や車椅子等があります。視覚障害者には眼鏡や点字や白状等があります。聴覚障害者にはノートや手話や補聴器等があります。吃音などの言語障害者には黒板やノートやパソコンやスマホでのラインやショートメール等あります。

 小学校、中学校、高校、大学などの教育機関で、吃音のある生徒に対して合理的配慮に関しての対策を立てて取り組んでほしいです。

 そして現在、文部科学省として、吃音のある児童や生徒や学生に対して授業や講義等で、どのように合理的配慮をするように取り組んでいるのか教えてください。

宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん

文部科学省からどのような回答がくるのかわかりません。回答には時間がかかる場合が多いそうなので気長に待ちます。

 

吃音のある児童生徒学生や社会人に対しての理解や配慮について、私は吃音の当事者なのでこれからも教育の現場や会社や地域社会や国や市町村の窓口などに、吃音のある人が悩んだり困らない社会になるようにメールや手紙などで伝えていきたいと思います。