昭和20年代から昭和30年代の、池田先生が19歳で創価学会に入会してからの日常生活を日記に書かれた内容の本です。
読んでいると池田先生を、とても身近に感じます。私と同じように池田先生もさまざまな悩みや喜びなどの日常生活を過ごして
いたことが本で知りました。
その中で池田先生が、友人に日蓮大聖人の信心の必要性や創価学会への入会などを書いた複数の手紙を書いて郵送したら、すべて送り返された。というエピソードがあり、池田先生も日々地道な弘教活動されていたんだなと知りました。
確か別の本ですが、部屋で勤行や題目をあげていたら近隣からうるさいと怒られた。住んでいたアパートにいた隣人の子どもたちとのふれあいや、近隣のおばあさんが亡くなったとき、親族が葬儀にお坊さんを呼ぼうとしたら、お布施のお金が用意できずお坊さんが呼べなくて困っていたら、ある人から、池田さんがお経(勤行)を毎日しているから、池田さんに頼んだらどうという話しになり、その話を池田先生にすると快諾し自分の部屋にある御本尊様を、そのおばあさんの部屋にもっていき、追善供養の勤行と題目をあげたこと、など、若き日の池田先生の住んでいたアパート近隣の人たちとのふれあいを本で知り、学会員として日々の人との振る舞いが大切ということを教えていただきました。
若き日の池田先生が自身が肺病と闘病しながら、戸田先生の会社で働き、学会の青年部として活動していた日々を書いた日記は、池田先生も一人の人間として、さまざまな困難や悩みをかかえながら、学会活動していたんだと知ることができるので、この本は私の宝物です。
とても人気のある本なのですが、なかなか増刷されないので、ネットか古本屋で高い金額で販売されているのが残念です。
デジタル書籍での販売もされていないので、読みたい人が多いと思うので出版社にははやく増刷してほしいです。