卒業 | リリのぜいたく三昧

リリのぜいたく三昧

せっかく撮った写真とか、観た映画のこととか、読んだ本とか、初めて行った場所のこととかを書きたくて。

東野圭吾著、講談社文庫

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相変わらず、ミステリは一気読みしてしまう性質の私です。

これを手に取ったのは今日の朝ですが、説明会に行くまでの電車の中で読んで、会場に着いてからも浮いてるのを承知で読み続けて、その後一人でランチしてる時も、帰りの電車でも読んで、帰ってきてからも読み続けて、だいたい、5~6時間ぐらい?で、読了!

けっこう厚いから、無理しないで二日かけよう思ったけど、好奇心には勝てませんね。



ママから奪ってきた、加賀刑事シリーズ。

これは、大学生の加賀恭一郎が出てきます。

設定は、私と同じ大学4年生なのに、どうしても阿部寛を思い浮かべちゃって、大変でした。

加賀恭一郎以外の人は、ちゃんと大学生にできるのに(^_^;)



悲しいお話でした。

人間の心って、怖いわぁ。

どうしても、目の前の利益に飛びつきたくなっちゃうんですよね。
たとえそれが、愛すべき仲間を裏切ることになっても。



自分は絶対にそうしないっていう自信、ないなぁ。

自分にできることは、そんなことが起こらずに済むようにできるだけ弱みを作らず、どんな問題も自分で解決できる力を身につけることかなぁ。

でも、結局、大きな権力の前では難しいよなぁ。



失礼。少し内容から逸れました。



いや、今回は、トリックがね!

読者も考えて下さい!っていう感じで。

理詰め。

こういうのは、さすがに推理して読もうとは思わないから、わからんかった。


(※私は、普段はなんとなぁく「これをトリックに使うんだろうなぁ。」とか、「この人が犯人なんだろうなぁ。」とかがわかるタイプです。裏切られることもたくさんあるけど。)


だから、トリックの種明かしも、複雑!

順序立てて考えないと、理解できん。

こういうのは、あんまりするする頭に入ってこなくて、読むのが大変です。



久しぶりにミステリで頭使ったわ。