NIPTを受ける際に、医師から「陽性だった場合にどうするかを、しっかりと話し合っておいてくださいね」と念を押されました。

僕の考えでは「陽性だったら中絶しよう。また、次を頑張ればいいじゃないか。妻も同じだろう。わざわざ出生前診断うけてるんだし」と思ってました。
そうして、よく話し合わないまま10月21日(妊娠16週目)。NIPTの結果発表の日です。

この日も両親そろって医師とカウンセラーから結果報告を受ける流れです。
この日まで、僕はなんとなく「結果しだいでは、聞いた瞬間から2人とも世の中が全く違う風景に見えて。心からは笑えない日々が始まるんだろうなぁ」と感じていました。

約束の時間より少し早く阪大病院に着くと、カウンセラーが少し軽い調子で待合室に通してくれました。
携帯の電波がなく、真っ白な壁で窓のない4畳ほどの広さの待合室での15分程。ここでもお互い話し合うことができず、とても長く、重苦しい時間を過ごしました。

そして、いよいよカウンセリングルームに通され、結果発表。その結果は↓













「陽性」でした...