Backward Lawnmower




かれこれ35年前から憧れを抱いていたトリックですが、一連のルーティンを通し本日5/3初メークしました。

本トリックは、僕が勝手に師と仰いでいる巨匠Perry Mervar氏の名トリック(?)です。




真似をするのは憧れがあり、リスペクトの念があるからに他なりません。

加えて、尊敬しているからこそ全く同じ完コピではなく、入りと戻りは僕なりの持ち技にアレンジしました。




わかる人にはわかる業界用語で「隙間産業」という表現があります。

そこを見出だすのが僕のBMXライフですが、今回のこれはなかなかの当たり?(穴場中の穴場)でしょうか、35年間Perry先生以外でやっている人を未だに見たことがありません。




僕のどのルーティンにアレンジしているかはお楽しみに。

・・まあ、次にメーク?発表?の暁はいつになるやら・・









初メークのタイミングは、本当にさりげないものでした。

寧ろ、例によりどつぼに嵌まっていつもの病気が出る一歩手前まで差し掛かっていました。




昨日もそんな情況下雁字絡めに陥り、意地だけの無駄な長時間にわたる反復。

いつもできるものが出来ない苦痛から抜け出せず、自ら身体もマシンもメンタルも壊し続けます。




悪夢?か、本当に苦しいんですが、練習を中途半端で投げ出すことがどうしてもできないのです。

まあ、苦しいことがあった後には、嬉しいことが待っている、そう言える結果を迎えられ、今日はゆっくり眠れそうです。




絶不調の中、突如瞬く閃光。

そもそも、調子が良い、悪いを意識することがナンセンスなのでしょうか、もっと曖昧な感覚で良いのかも・・?









曖昧ではっきりした輪郭がないものに、あえて定義付けを行うことで元々なかった意識や感覚が芽生え、それらが望んでもいない方向へ独り歩きを始めた時に失望、幻滅へ向かうような気もします。

人間関係にも同じことが云えるかも知れません。




初メークの呆気なさ、この感覚も思えば久しぶりです。

35年間頭の中に描き続けたものが、初めて形になった。




・・ただただ、それだけなんです。




それで、今後の道が切り開かれたわけでも、今後の成功が保証されたわけでもありません。

しばらくすれば、またいつもの悪夢の中ひとりもがき続けているでしょう。




今、目の前に見えているのは毎日の大切なパートナーであるマシンと、いつもの平らな乗り場。

川面の向こう、対岸のありふれた景色を何の興味もなく眺める瞳の温度とそれは似ています。




進化、真価。

それは己が静かに噛み締めるものなのでしょう。