ちび子さんは、最近ご飯を嫌がる事がある。
「食べなくても、おっぱい飲めばいいもんねー」な感、ありあり。
まぁ、ここ何ヶ月か、体調不良が続いたせいもあるんだろうな。
やっぱり具合悪いと、「おっぱい以外イヤ」な赤ちゃんに戻ってしまう。
「おっぱいがいいというのは、母乳の味がいい証拠、母子の関係が良好な証拠、水分と栄養は辛うじて取れるんだから、具合悪いときはおっぱいだけでもいいよ」と病院では言われたけれど。
でも、もう元気になったんだから、きちんとご飯を食べて欲しい。
なのに、私がソファに座ろうもんなら「しゅ~ん」と謎の効果音付きで懐に飛び込んできて、おっぱいをわしづかみして服から引っ張り出して吸い付く。
「お嬢さん、何やってんですか?」と言うと「おっぱーい」と満面の笑みを返すか、手で私の口か顔を覆って何も言うな、の体。
うーん、困ったモンだ。
断乳しかないんだろうけれど、この頑固者はなかなか骨が折れそうだ。
「この子は賢いから、2歳になりゃ多分説明すれば理解する」と佐助さん。
彼の親バカっぷりはさておき、確かにこの頃色々な事の理解力は上がっている。
このままだましだまし、2歳で断乳でいいかなぁ。
夏は脱水症状が怖いので、いきなり水分補給の1つの手段をおっぱいを断つのはちょっと不安でなぁ。


そしておっぱいは困ったけれど、嬉しいのはトイレトレーニング。
1歳から、トイレでちっちを自分からしたがるので良かったけれど、最近は特に自主的にオマルで済ませて「ちっちー」と教えてくれるようになった。
育児の悩みでよくトイレトレーニングというのを目にするけれど、別に特別何か教えてる訳じゃないので、この順調さは恵まれている気がする。
「やっぱり布オムツは違うって事なのかなぁ」と佐助さん。
6ヶ月ぐらいまでとはいえ、布オムツってやっぱり使って良かったのかも。


おっぱいにトイレ、いいこと悪いこと、子育てはやっぱり様々。


そしてもう一つショックが一つ。
行きつけの子供服のお店が、Paul Frankの取り扱いをやめてしまったらしい。
まぁ、私が好きなのはMIL DE BERRYとCHILD CHAMPだからいいけれど。
姪とちび子にお揃いのPaul Frankを着せるのにハマっていた佐助さん。
「マジっすか」と店頭でがっくり(笑)
他にどっか取り扱ってる店があればいいけれど、最悪ネットかなぁ。

夕べ、帰宅してリビングに入ってきた佐助さんが


「見よ、原始人ども!これが未来だ!」


と言って颯爽とスマホを取り出した。


おお~今日発売の最新機種じゃん。
っていうか、前から欲しいって言ってたけど、本当に機種交換したんだ。


「我が家で一番携帯使わない人間なのに」と仁吉さんがぼそり。
使うのはほぼ通話機能のみ、かつその通話だってまず5分以上話さない男だもんね(笑)
「でもネット出来るし、それにオイラ、新しいギミック大好きなんだもん!」
まぁね、ゲーム機もソフトを買わずに何故か本体だけ買って満足する人だもんね(^^;)
「どう?使いやすい?」と仁吉さんに聞かれて「いや、もう何が何だかさっぱり」
……使いこなせてないんじゃん!


でもまぁ、オッサン達は機械が大好き。
なんだかんだ言って触りたくて仕方ない仁吉さん。
佐助さんに「いや、君、近いよ!近いから!」と嫌がられながらも(仁吉さんは時々人との距離感を間違える)結局二人で夕飯の支度が出来るまで、ソファでスマホをいじくり回していた。
楽しそうっていうか、まるで子供のようだ(^^;)



夜、今日は久しぶりに佐助部屋で寝る事にした(基本的に夫婦別床、時々およばれ)私。
「スマホ、使ってみる?」と佐助さん。
うーん、でも、『旦那』の携帯を触るのは、プライバシー的にちょっとねぇ。
迷っていると「プライバシーったって、こんなのただの生活の道具だろ?別にお前に見られて困るような使い方を必要とするもんじゃない」ときっぱり。
うむ、今更ながら、私は貴方のその男気が大好きだ。
「……かの子さんは、僕に見られたら困るんですか?」
と、その後に控えめに聞いてくる、可愛らしさも大好きだ(笑)

「心配ならご覧になりますか?」と聞き返したら「世の中には知らない方が幸せって事もたくさんある」だそうで。

懸命な判断です(笑)



スマホ、仁吉さんも「今の機種が壊れたら変えるよ」って言ってるけど、私はどうしようかなぁ。
★の所、スマホは対応してるみたいだけど、使いやすさはどうなんだろ?
壊れやすそうだし、なーんかまだそんなに魅力を感じてないんだよなぁ、私。

某賞から本人確認のメールが届く。

受賞してたらいいなぁ。

他にも、今日は某地元のマイナー賞に応募。

絵本の原作だけど、こっちもいい結果が出るといいな。



旭川は鬼のように暑かった。

あんまり暑いんで、帰宅時間に併せて姪を迎えに行き、娘と3人でかき氷を食べてくる。

ちなみに、私はかき氷で頭痛が起きない体質。

冷たい物をガンガン食べても頭がキンキンしない(あんまり調子に乗ると心臓が痛くなるけど)

遺伝なのか、どうやら姪も娘もしないみたい。

隣のテーブルの親子が頭キンキンしているのを見て、姪と2人でちょっと不思議な気持ちになった。



唇を真っ青にして(ブルーハワイ味だから)、姪が突然「お迎え行きたい」とぽつり。

時々やるけれど、バスで駅前まで行って、旦那らと晩御飯食べて帰ってくるっていうコース。

雪の無い、夏~秋のあったかい時期限定のお楽しみ。

うーん、どうかな~。

一応、2人に電話。


「今日はそんなに早く帰れそうにないよ」と仁吉さん。

「早くて8時」と、更に遅そうな佐助さん。

諦めよ、姪っち。

「ちえ」と拗ね気味な彼女。

でもまぁ、週末オッサン達はバイク乗りに行ったり、佐助さんは先週も出張、来週はオッサンらどっちも出張でいないしなぁ。

「気持ちわかるよー寂しいよねー」なんて言っていたら、佐助さんから電話。

「なんとか7時に終わらせるから、それでもいいなら来るか?」との事。

7時か……遅いけど、まぁ、いいか。

姪は「それでも良いよ!」と大喜び。

多分よくわかってないけど、「パパ達迎えに行く?」と聞いたら、娘も「わいわーい」とペネロペ風に喜んでいた。


そんな訳でバス乗って駅前。

7時まではまだ2時間ぐらいあるし、暑いんでカラオケに行く事にする。

プリキュアとか歌ってると、6時過ぎに仁吉さん到着。

「早かったね」って言うと「奥さん機嫌悪いからって言って逃げてきた」だそうで。

そういう事言うから、恐妻家だと思われるんじゃん……(-_-)

そして、Double-Action(仮面ライダー電王の曲)を本気でデュエットする痛い夫婦。

いや、だって仁吉さん、ライダーがガンダムしか歌わないし。

会社の飲み会とか、二次会でカラオケ行くときもそうなの?って聞いたら「そういう時は普通にミスチルとか歌ってるよ」だそう。

じゃ、なんで今歌わないのよ……。


そうこうしているうちに、少し遅れて佐助さん到着。

「終わらないから、お持ち帰りしてきた」そう。

「あー、僕も」と仁吉さん。

レンタルしてきたトロン見ながら、今夜は2人とも家で残業らしい。

ごめんね、無理させて(^^;)


7時過ぎて子供達もはらぺこなので、カラオケ側の半個室の居酒屋に行って、とりあえずの乾杯。

適当に頼む。

お通しの枝豆を見て「ナツノツマミ混じってそうだからヤダ」と姪。

こびとづかんにハマっている彼女。

どこまで本気で信じてるのかなぁ?


程なくして色々料理が運ばれてくる。

移動中にお昼寝したりした娘は元気だけれど、姪はなにやらもう眠そう。

焼き鳥片手に「もうおなかいっぱい、早く帰りたい」とぽつり。

君ね~(^^;)

「もう少し食べなきゃダメ」と仁吉さんに釘を刺され、船を漕ぎながら一生懸命食べているので、慌ただしく食事を終えた。

でもまぁ、特に最近佐助さん帰りが遅いから、朝しか顔を合わせられなかったりしてるし、じじばばも札幌帰っちゃって毎日寂しかったんだろうなぁ。

お店を出る頃には、佐助さんの背中で熟睡の姪。

バスじゃ可哀想だって事で、タクシーに乗って帰宅。

娘も嬉しかったらしくて、家に帰るまでずっとなにやら旦那と佐助さんに宇宙人語&ベビーサインでお話しし続けてたけれど、家に帰った途端に電池切れ(笑)


大人ももう寝ちゃいたいくらいの疲労度だったけど、これからお仕事の2人。

「なんか、お腹が気持ち寂しい感じ」という2人に海苔巻きを作ったりしてから、ソファでトロンを見ていたはずなのに、気がついたら私も沈没していたらしい。

「いいから、君ももう寝室で休みなさい」と仁吉さんにベッドに強制収監。

子供と一緒で申し訳ない。

でもあんまり早い時間に寝てしまって、逆に午前三時に目が冴えちゃった私でした。