久々に洋書読みました。
いやいや、読書自体久々か。
映画化された小説を探してたら、かなりレビューが良く。でも、タイトルや表紙の感じからは期待してなかったのが、かなり良かった。
というか、ここまで泣かされ、考えさせられた洋書は初かも。
ここからネタバレ…
Dignitas っていう施設があります。
私も本を読む前は知らなかったんだけど…尊厳死を尊重して、希望者で親と裁判で認められた人を安楽死させてくれるというスイスに実在する施設。
ストーリーは、主人公の女性が、交通事故で四肢不随になり生きる意味を見出せない男性のヘルパーとして雇われるとこから始まります。
この男性、事故前は、イケメン、エリート、金持ちと順風満帆な生活を送っていたのが、一瞬にしてその生活を奪われ、自殺未遂までしていました。
死にたいのを、親にそうさせてもらえず、最終的には親子で決めた条件、そして最終的な彼の判断…
とにかく、考えさせられました。
ただのラブロマンスかと思ってたのに…。
私は、彼の母親の立場から書かれてた章での彼女の苦悩に考えさせられ、Dignitasについてもかなり考えさせられ…とにかくしばらく本の中身が頭から離れませんでした。
それなのに、読みやすいテンポで、イギリスの本だけど英語もわかりやすく、ここ最近では、ベストかも。
はー、読み終わって、Me before You ロス状態でした…