一番好きな作家です
おそらく
三浦綾子全集を
学生時代は読みあさったので
全部読んだはずですが
かなり久々にまた読んでみました
■「銃口」
NHKのドラマにもなった作品
人間の弱さ、愛、罪、許しなど
キリスト教の教えに基づいた
テーマを元に、一人の男の一生を通して
描かれていて 考えさせられます
■「母」
『蟹工船』などで有名な小林多喜二の母親の一生
子供思いで 誰にも親切で あたたかくて
まさに「おふくろ」の本質を持ち合わせた
どこにでもいそうで なかなかいない 母親
多喜二への愛情を痛いほど感じ
何度も涙しました
小林多喜二の母親の話のこちらを買おうとそもそも
思ったのは、今年(来年?)「蟹工船」がまた映画化
されると聞き
「母」もかなり考えさせられる本です
どちらも 本当にお勧め
しかも、学生のときの感想と今で 若干感じ方が違ってて
昔呼んだ本を読み返すと 自分自身の変化にも
気づくのだなと 今回改めて気づきました