【4分間のピアニスト】

天才ピアニストの囚人女性と、彼女にピアノを教える老女。愛情を知らずに育ち人との接し方を知らず、ときおり狂気じみた発作を起こしてしまう教え子と、彼女を支えつつも、自分も彼女にかけることで希望を見出す老女。犯罪者ということや恨みを買いやすい性格の彼女と、暗い過去を持つ老女のぎりぎりの戦い。ピアノに対する情熱に、胸が熱くなった。




【僕のピアノコンチェルト】


ピアノの腕も頭脳も優れ「神童」と騒がれ、「普通扱い」されない少年の唯一の友達が彼のおじいちゃん。少年の心の葛藤や、家族愛、おじいちゃんの無償の愛が痛いほど伝わってくる。

おじいちゃんの最後のメッセージ「自分だけの星を追え」、忘れられません。じーんと泣ける、温かい映画でした。