The Color Purple (Alice Walker)

最近、英語の本を立て続けに読んでいる。転職して、まったく英語を使わなくなってしまった今、英語を忘れてしまうのが本当に心配なのだ。


さてさて。カラーパープル。

名作だけあって、ものすごく良い、道徳的なストーリーでした。

南部アメリカ(時代は、きっと南北戦争が終わった直後かな。)南部の土田舎は、もちろんまだまだ黒人は差別の対象で、白人が偉ぶってる時期の話です。

黒人女性なんていったら、このころ一番立場が弱い頃です。


主人公(Celie)が、神様宛に手紙を書く形式でストーリーが続き、途中からCelieは妹宛に手紙を書く形式(妹も姉に手紙を送っている)オンリー。Celieは、ろくに学校も行けなかったので、つたない文章(わざとスペルミスや文法が違う英語)で書かれているので、読みにくかった。


アメリカの歴史、社会、人種差別、minorityということ、不正に立ち向かうこと、女性の生き方、色々考えさせられます。