2015年末に癌告知され、仕事も辞めてしまった私。

お正月は、毎年実家に集まるので その時に 母と話す機会を持とうと思っていたのですが…母は『せっかく みんなが集まってるお正月に泣きたくないから』と ゆっくり話すことも ありませんでした。

ただ、親より先に死ぬかもしれないと言う事実を人一倍 子煩悩な母に告げるのは 何とも娘として辛かったです。
申し訳ないなとも思いました

母は『私の前で泣いてはいけない、母として しっかり対処するように』と
父や妹から 気丈に振る舞うように 言われてたようです。
でも、もともと 気が優しい母は 泣かないようにするのが精一杯だったようでした。

その辺り、本当に気が弱い母です。

で!
反面教師でニヤリ
こんな気丈な男前な長女(私のこと)が 出来上がったのだと思います(笑)

ま、それは 置いといて。

年明けに体癌検査の結果を聞きに
夫と妹に義母が 付き添ってくれました。
本当は、義父まで 来てくれそうな勢いだったのですが、婦人科というので 遠慮しておくね、とのことでした。

かなり 聞くのが しんどい話だったので、夫と妹がいてくれて 助かりました。二人ともメモを取ってくれていたので。
私は メモする気力までは なかったです。

より鮮明な画像でのドクターの説明だったのですが、
ヒョエー!って言うほど 腫瘍が 大きく、思わず目を逸らしました滝汗
見たくないって気持ちが働きましたね。

長年生きていて大概いろんなことをドーンと受け止めてきた私なのですが
自分の意外な一面を見た思いがしましたショック
ひたすら、ドクターの顔を見て聞いてました。

ドクターの話では、やはり
子宮体癌(確定)
ステージは3もしくは4。
腸に くっついており、ひょっとしたら浸潤しているかもしれないので、手術の時も それに対応していきますとのことでした。
ただ単にくっ付いてるだけなのか、浸潤してるのかは どう画像を見てもわからないので 開腹してからの判断になりますと言われました。
後は 肺に気になる影がある、と。

年末告知で ガーンダウンでしたが、
さらに倍! ドーンチーンって感じでした。

でも、後で妹とも話してたのですが
直感で『肺の影は転移じゃないはず❗️』と思いました。

というのは。

2〜3年前に私はマイコプラズマ肺炎と百日咳に一年あけて
それぞれに罹患してたのです。
マイコプラズマは、まあ わかりますが、百日咳って??ガーンでした。

百日咳にかかった人なんて 聞いたことないけど?

子どもがする予防接種に必ず入ってるはずなのに?と思って その時のお医者さんに聞くと
私の生年月日を見て 少し言いにくそうに
『うーむむむ、ちょうど この後 数年してから予防接種に百日咳が入ったんですよね〜、なので あなたの年代の人は 案外百日咳に罹患する人いるんですよ』と言われましたガーン
『でも、呼吸器科の私が診るのも年に1〜2人ですが』滝汗…やっぱりレアなのね。

とまあ そんな事が あったので
きっと その時の影に違いない❗️と思ったら、案の定 後日に肺転移では なかったと判明したので、ホッとしました。

手術の日は、予定通り2月半ば。
もちろん、キャンセルが出たら すぐにそこに入れます、というのも 継続して言われました。
一刻も早く受けたかった手術ですが
結果的にキャンセルは 出なくて 
二月半ばに手術を受けました。