波知加麻神社(伊豆大島) | ハニーちゃんがゆく!

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平成31年2月8日参拝【御朱印なし】
道ばたで河津桜を発見桜
白い大島桜も咲き始めてると島の人が言ってたけど見つけられなかったな。


泉津(せんづ)という地区になります。
大島公園から徒歩20分くらいで小さな矢印が見えてきます。
ただ大島一周道路をまっすぐなのにGoogleマップはこの先をぐる〜っと回ったところに案内しようとするので注意が必要です。



御祭神は波治命(はちのみこと)またの名を次郎王子と申し上げる、
三嶋神と波布比咩命神社の間に生まれた第二御子神です。
第一御子神は野増の大宮神社の祭神です◡̈


延喜式神名帳に記載される伊豆国賀茂郡 波知神社(はちのかみのやしろ)の比定社です。
古くは八ヶ間とか波治ヶ間と呼ばれる地域だったそうで〝はち〟の語源が気になるところ。


参道からちょっと外れたとこにとても大切に祀られた石祠がありました。
これも各家庭にあったイボッチャさまかな?と拝礼したのです。
この話はまたあとでネ (・・;)


もと来た参道へ戻ります。
山に向かって伸びる緩やか〜な登り坂は木の根が露出し僅かに見える湿った地面に苔の生えた部分が多く滑りやすい。
場所によっては杉の葉がどっさり落ちてる。


トレッキングシューズだからスイスイ歩けたけど普通のスニーカーじゃ大変だったかもね(三原山に登るつもりで山装備でした)。


一の鳥居から歩き始めて約5分、
 Ꙭ やっと手水盤が見えてきました!


苔むした石製の手水盤(水はナシ)が自然に溶け込んでいる!w(*゚o゚*)w



彫刻など人の技術が加わった自然岩もステキだけど逆もいいね。
自然に食われてる感が 


社殿は昭和の建築です。
縁側と踏み石が好き‥


木の下の石祠は「歯の神さま」で他の石祠はどなたかわからないそうです。


これもどんな神さまか知りたいなーっ!


あ、最初に見た石祠もしかしたら日忌(ひいみ)さまじゃないかと思うのです
日忌さまとは伊豆諸島に伝わる言い伝えで旧暦1月24日は朝から神棚に半紙を敷いて25個の丸餅・トベラ・ノビルをお供えし、
夜の海を見ないで家の中で静かに過ごすという物忌の風習だそうです。
(;´Д`)ノ新しめの半紙と草みたいのがあるのよ!(2/8)


泉津地区の言い伝え
圧政を敷く代官にぶち切れた村の若者25人が正月24日に謀殺を決行。
波治加麻神社の杉の木で丸太船を造り近隣の島へ逃げるが受け入れてもらえず船は沈没‥。
毎年1月24日は晩になると若者たちが泉津の海に帰ってくるというコワーイお話です〻〻


今回は三原山登山するつもりだったのが思いのほか伊豆大島の神社が楽しくて登山は中止しちゃった  ‎( 'ω' )



観光の途中で少し歩いてみたテキサスルートで自生のヤブツバキが咲いてました!!


滞在中にたっくさん見たヤブツバキはどれも花をつけていなくてね、
3月初めは島中のツバキが咲いてたそうです。


◆波知加麻神社
東京都大島町泉津48

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三原山の展望台には行ったんですよ。
でも山を見ただけ。
土砂崩れの痕が痛々しい‥

遠い外国にでも来てしまったような、
不思議な景色でした。
すごいよカルデラ。


天候次第だけど登山は次回ダネ。