平成28年9月23日参拝
神社へ行く前に徐福(ジョ フク)のお墓参り( ˘ 人 ˘ )
秦の始皇帝が切望した不老長寿の霊薬を探しに渡来した徐福は、
熊野で暮らしながら捕鯨・造船・製紙の技術を人々に広めたそうです。
徐福伝承地は日韓中で30箇所あるけどお墓はここだけなんだって。
▲徐福公園(新宮市)
‥からの、阿須賀神社 ٩(๑′∀ ‵๑)۶
熊野速玉大社の旧摂社で、
創建は第5代孝昭天皇の53年と伝わります。
日本書紀に記される熊野神邑とはこの辺りの地名です。
社殿の後ろにそびえる山は標高48mの蓬莱山という神奈備です。
徐福が目指したのは蓬莱山と言われています。
阿須賀神社の氏子地域には蓬莱・徐福といった地名があるのですよ‥( ˘ω˘ )
地名は生きた考古学!
手水を使おうとしたら、
柄杓の中で小さな何かが動いてた (๑°ㅁ°๑)‼✧
びっくりして神職さんに「(*ꂧ◡ꂧ)見てくださ〜い!」って柄杓を持ってったら、
近くを流れる新宮川からお水を引っ張ってるからお魚が入ってきちゃうそうです!
お魚は手水盤にそ〜っと戻しましたw
どーでもいい話でした。
御祭神は事解男命 家津御子大神 夫須美大神 速玉大神、
配神に黄泉道守神と建角美神です。
熊野速玉大社とは今でも関わりが深く、
秋季例大祭には合同の神馬渡御式が行われています。
境内社あります。
▲子安之宮
▲阿須賀稲荷神社
あら、徐福之宮だって!
▲徐福之宮
新宮川のほとりには徐福上陸之地の碑が建っていました。
熊野灘の黒潮でたどり着いたのかしら。
徐福の随伴者の中には謎多い豪族『秦氏』の祖がいたという話も‥!
秦氏と物部氏と高倉下は同族なんでしょーか。
こちらの狛犬さん、
前足に苔がびっちりで絶対逃げれません。
自然が作り上げた足留め狛犬w
阿須賀神社の御朱印です。
超かわいい八咫烏のハンコ (*≧∀≦*)
ちょっとわたし的ビックリだったのが、
境内の案内板に『元享2年(1322)阿須賀権現が現在の東京北区飛鳥山に勧請される』と書かれていまして Σ(`Д`)!!
王子神社の勧請元はこの阿須賀神社だったのです!!!
王子神社の略記に紀州熊野権現とあるのは知ってたけど御休所の王子社かなんかと思ってた。
王子駅前にある飛鳥山公園の名称も飛鳥大明神からきてたのね!
昔の寺社は運営維持のため国外にも荘園を有していて、武蔵国豊島郡十八箇村に速玉大社の社領地があったという記録があります。
勧請元に『当社の末社である!』とハッキリ記述があるのすごい。
◆阿須賀神社
和歌山県新宮市阿須賀1-2-25