続いて、LESSON2。
LESSON2の先生は、ことちゃん。

まずは、ねねちゃん、ポコちゃん、せおっちが着替える間のことちゃんMCからスタート。

<ことちゃんMC>
ロミジュリ初演のお話をしてくれました。
宝塚には、前楽カードというシステムがあるそうで、前楽の時にその公演でお世話になった方々にお礼のカードを渡す仕組みだそうです。
人によって数は違えど、ロスグロのことちゃんで30枚~40枚は書いたそう。
多いよね???結構な枚数に驚きました。しかも、関わる人が増えればその分増えそう。
これは、一晩で書ききれる数じゃないから、みんな毎日書き溜めていくんだろうな。
ロミジュリの初演で愛を演じた研2のことちゃんが絡んだのは、死のゆりかちゃんだけ。ただ、ロミオとジュリエットのちえさんとねねさんには渡したいなと勝手に書いたそう。そしたら、なんと研2の下級生だったことちゃんにもねねちゃんはカードを準備してくれていたって。
その文面がとっても素敵で
「かわいい、愛ちゃんへ
ロミオと出合わせてくれて本当にありがとう」

ねねちゃんのロミオとジュリエットという作品に出演できる喜びとちえさんのロミオを心から強く愛していたんだろうこと。
学年関係なく作品に関わり作り上げる人を大切にしていること。
そういうねねちゃんの素直さや心遣い、作品への愛といったいろいろな思いが去来して、胸がぎゅっとして涙がこぼれてきました。このお話を聞いて泣いている人もけっこういたんじゃないかと思う。勝手にだけど。

ことちゃんは、「なんて可愛いんだっ」って思ったって。その感想が、もう男役さんのものだな。


そして、実際のLESSON2「Natural NENE」へ。

■シャロンのテーマ
シャロンは、ねねちゃんの中でもとりわけ大好きな役。
幕が上がる前は、ねねちゃんのシャロンは想像がつかなかったし正直に言うと少し不安もあった。でも、全国ツアーの初日のプロローグのクラシカルでロマンチシズムがあるのにきりっとしたタンゴ、登場のマヌカンという役なのに自由気ままな穢れない妖精っぷりに、それまで以上にねねちゃんに傾倒した役。浸かり込む速度も深さも変わって、気が付いたら一人仙台まで行ってしまったな。
そして、その勢いで台湾まで・・・懐かしい


■王子様はジェットでやってくる
映像では販売DVDしかない愛と青春の旅立ちから。
なんと女装のポコちゃん、せおっちが乱入。二人とも可愛かったよ。せおっちなんて目をくりっとさせて頑張ってソプラノ出してたし。
でも、踊るとちょっとした振りが男役だけに(しかもねねちゃんと並ぶから)可愛くなくって、そんなところも愛おしかった。この曲、楽しくって明るくっていい。


■ME AND MY GIRL
ミーマイは、ねねちゃん云々関係なく大切な思い出のある作品。
初演のウタコさんとこだま愛さんのミーマイは見たことがないけれども、大昔月組が大好きだった私の中では月組の作品という思いが強い作品で、それをやりたかったというねねちゃんに月で育った娘役さんなんだなーととても感じました。
ねねちゃんて主張が強い子ではないと思うのですが、それでもちえさんとミーマイをやりたいという発言を何度か耳にしたり目にしたことがあったので本当にやりたかったんだろうな。
それが叶ったし、私にとっても大切なミーマイをまさかねねちゃんで見られると思わなかったのでとっても嬉しかった。
ことちゃんのビルは、軽いんだけど、でも僕の女の子だけが特別に大切なビルで、ハートフルな魅力があってとっても素敵だった。いつかことちゃんでミーマイが見たいな。
そして、ねねちゃんのサリーが本当にキュートだった。ねねちゃんの魅力って、ゴージャスだし、女神にもなれるのにこういうハートフルでチャーミングでネクストドアガールな女の子もできるところだなーと改めて感じることができました。
というか、ことちゃんとねねちゃん本当にお似合いだったんだが!二人で全編みたい!!
私的にずっと家族枠だったのに、ことねねという意外なときめきの導火線に火が付いてしまったよ。
ことちゃんが立て膝ついて、ここに座れってクイックイッて指さすところの男前さも素敵だったし、そこに喜んで行くねねちゃんも可愛かったな。



4人でMCコーナー
ナイスガイズの誰かがねねちゃんに質問をするコーナー。
ねねちゃん、本当にトーク苦手なんだろうけど、必死に話してるし、ナイスガイズがどうにかしてフォローしようとする懸命さが可愛ったー。
しかも、トークが苦手な代わりに(だから?)再現をいきなり入れ込んでくるのがねねたんクオリティ。
途中まで話すんだけど、「せーの」とかって言っていきなり再現がスタートするの。あれは、段取りなのかな?それとも、ねねちゃんのむちゃぶりなのかな。そういう時もことちゃんの瞬発力が高かった。そして、ポコちゃんのちょっと抜けてる感じも可愛いだけでなく、ねねちゃんのツボなんだろうね。箸が転がってもおかしい歳頃とばかりに些細なことで楽しそうにきゃっきゃっ笑ってる4人が可愛かったよー。


その後、ポコちゃん、せおっちの二人が残って思い出のねねちゃんを語るコーナー。
ポコちゃんは、イポリットとジョセフィーヌでのセリ下がりの話をしてくれました。「君の瞳に乾杯」とか囁いてたとか。ねねちゃんが笑って喜んでくれるらしいんだけど、早替わりだから途中で走ってはけていってしまって、その様子を柚美さんやコロさんに見守られるポコちゃん。こうやって男前力を磨いていくんだね。ナポレオンのねねちゃんのお茶会でも、ポコちゃんがいろいろと囁いてくれると楽しそうに話していたけど、こういう内容だったのね。


LESSON3は、ポコちゃんが先生で「Noble NENE」

■希望の瞳
めぐり会いは再びの時の紺のデュエダンのパニエがたくさん入ったドレスを着て登場。この衣装大好きなだったのでまた見ることができてうれしかった。


■うたかたの恋
そして!!!!なんと!!!!!「うたかたの恋」
私、本当に大大大大好きな作品で、心の底からねねちゃんで見て観たかったからイントロが流れた瞬間に驚いたし、涙が出るほどうれしかった。マリーのねねちゃんを見ることができるなんて叶わぬ夢だと思っていたんだもん。
(誤解を恐れずに言えば、かなめさんとねねちゃんで見たかった)

「マリー、来週の日曜日、旅に出よう」
「はい。あなたとご一緒ならどこへでも」
このセリフが聞けただけで、もう私の夢は叶ったよ。

でも、一番見たいマリーの場面は、心中を前にした寝室の場面でルドルフの胸に頭を持たせながらの
「小さな青い花、三日月の髪飾り・・・」
というセリフ。
ねねちゃんの小さな頭は、男役のさんの胸の中でひときわ切なさと愛しさを醸しただろうな。

ねねちゃんのマリーは、無垢で透明でひたすらに愛を信じている女の子でした。
ポコちゃんの貴公子っぷりも素敵で、二人の並びが美しかった。


■女王になる
マリーからジョセフィーヌへ。
カルメン→お勢ちゃんの時もだけど、瞬時に変わるねねちゃん。
その女優力で、曲順の振り幅の広さが気にならないというか、一本の文脈として流れていくことが心地よかった。
そして、この一年でさらに歌唱力が上がったことも実感しました。

■セ・マニフィーク
4人でスタート。
男前ねねちゃんも大好き。セ・マニフィークは、ねねちゃんの新しい一面を引き出してくれた歌だと思う。
後、半年間、低音を歌い続けたことで低い声の歌唱力も上がったと密かに思って感謝している曲。(立ち位置が・・・)
途中で、ねねちゃんがウィンクを残してはけていくんだけど、そのウィンクをまともに被弾したら生きて帰れないと思うようなバチンっていう濃厚なウィンクでした。


■Barbie Girl
パンフレットのドレスに金髪のねねちゃんが登場。
可愛すぎて気が付いたら歓声を上げてた。
だって!!!生で見るバービーねねちゃんは、想像以上にドールだったんだもん。
でも、歌のようなセルロイドのドールじゃなくって、生身の血が通っているドールでもあった。そこに、一番「夢咲ねね」を感じた場面。
ねねちゃんは、いつだって必死で、全力で舞台に、娘役にぶつかってきてた生徒だと思う。見ているこちらとしては、もっと上手いやり方や走りやすい道があるんじゃないかと思って手に汗を握ったり、心配することもあったけれども、どんなに遠回りに見えても一切手を抜くことなく(そもそも手を抜くなんて概念自体がないと思うけど)こつこつこつこつと走ってきた。
でも、それが決して重苦しくなくって、私は夢ばかりを見せてもらっていられたのは、ねねちゃんがとても楽しそうに軽やかに娘役を生きていたからなんじゃないかな。
そして、ねねちゃん自身が「夢咲ねね」を愛しているからなんだと思う。
もちろん超絶スタイルが良いし、表情・仕草全てがかわいいし、華やかでゴージャスでキラキラしてた。でも、そういう見た目だけじゃない中身が詰まったバービーは、やっぱりただのドールじゃないなって思いました。
いや、本当に可愛かったけどね。あの衣装は、なかなか他の娘役には着こなせないだろうな。


■求め合う魂
「ハプスブルクの宝剣」の求め合う魂は、作品はともかくとして、大好きな歌。大好きなちえさんとねねちゃんのデュエット。
ねねちゃんの歌声が透き通るように美しくって、ひたすら感動に心が震えまくってました。
涙なしには聞けなかった。
希望の瞳もだけど、ちえさんとの大切な曲は、誰か一人を相手役に据えたデュエットではなくって数人で相手役を務めていて、そういう細かい心配りをしてくれるねねちゃんと小柳先生に本当に感謝しました。
ねねちゃんが大切にしているものを尊重してくれているのってとっても温かいな。


■結婚だけは
再演のねねちゃんのジュリエットの中で一番好きな歌を聞くことができました。
初演と再演のジュリエットの違いを一番感じる歌。
相手がパリスだから嫌とかじゃなくって、どんな人か分からないけど自分が恋に落ちる人にいつか必ず出会えると強く信じていて、その頑なさ故に本当に好きじゃない人と結婚させられるなら尼寺に迷いなく飛び込むんだろうなって感じられるところに胸を打たれたジュリエットらしさを一番強く感じた曲。
ねねちゃん自身も初演ではこの歌が難しかったけど再演で好きになった歌と話していたし、お茶会でも歌ったことがあった歌をまた聞けました。


■So much better
N-styleの主題歌。
明るくポップで楽しい曲。「NENENENENENE NEVER GIVE UP」という歌詞も効いてました。
が、ねねちゃんが歌いにくい音階が使われていたのがちょっと残念。
ねねちゃんのためだけに作ってもらったたった一つの曲だけに・・・・。。。


■心の瞳
最後の曲。
ねねちゃんの思いが重なるんだろうなと思うと涙なくして聞くことはできませんでした。

「遠回りをしてた人生だけど 君だけが今では愛のすべて」

「いつか若さを失くしても心だけは決して変わらない絆で結ばれている」

「たとえ過去を懐かしみ振り向いても それは歩いてきた足跡があるだけさ」


特に心に残った歌詞です。
“君だけが”は、私の中では、宝塚、娘役、柚希礼音さん、星組、同期そういったねねちゃんが大切にしているであろうものに置き換えて聞いていました。
前を向いて走ることしかできてこなかったねねちゃんにとって、過去を振り向く余裕なんてないのだろうし、仮に振り向いたとしてもそこには自分がひたすら走り続けた道があるだけで、でもそれが今の自分、明日の自分を支えてくれているんだろうな。そういう、さっぱりとした男前な気質も感じられる歌詞がねねちゃんらしいなと思います。
ネットを見ていてもあることないこと本当のことのように言い回されて目にしたくない言葉にさらされていることもあるねねちゃん。
普通の目で見たらそれがどれだけ現実のねねちゃんからかけ離れたことか簡単に分かると思います。
(ねねちゃんの物持ちの良さや慎ましやかな服装や持ち物や発言を屈折せず見ていたら一目瞭然)
でも、多分ねねちゃんにとって、そういうが外野の発言は関係なくって、常に心の瞳で物事を見つめ続けてきた女の子なんだろうなと感じているので、歌詞が私が見ているねねちゃんに勝手にシンクロしてしまいました。


■I believe love
本当に最後の曲が初舞台のシニョールドンファンからの曲でした。
最後の大劇場のお茶会でもシニョールドンファンからの曲だったな。
目をキラキラさせて宝塚の娘役になれた喜びを全身に漲らせて花道からひたすらに見つめ続けていた研一のねねちゃんを想像して、楽しい曲なのにこれまた涙が止まりませんでした。
そんな十代の女の子が、自身のMSを瞬殺で完売して、多くの人に夢を見せてくれる娘役になのだから。


最後のMC
ここも、お話が苦手なねねちゃん、すぐにナイスガイズを呼んじゃうから。
多分、自分の心の内を話すのが本当に苦手なんだろな。
でも、ポコちゃん、ことちゃん、せおっちと仲良さそうに話すねねちゃんが楽しそうだった。
見ていてほっこりと幸せになる感じ。
ポコちゃんもことちゃんも愛に溢れた空間と言ってたけど、同じものを私もすごく感じました。
演出の小柳先生、振付の桜木先生、衣装に有村先生。
N-styleを作り上げている全てからも「夢咲ねね」という娘役への愛を感じました。
みんながねねちゃんを大好きで、ねねちゃんが見せてくれる世界にときめいたり、楽しくなったり。
こんな幸せなことってあるのかって驚きました。


最後の最後の挨拶で、一緒に作り上げてくれたポコちゃん、ことちゃん、せおっちへの感謝を伝えたねねちゃん。
話している間にどんどんと涙が溢れちゃってたねねちゃん。
ことちゃん、せおっちは新人公演もあるし、サヨナラショーのお稽古もあったし、ねねちゃん本人は当然ながら本当に忙しい中、短いお稽古期間の中で多くの曲や振付を覚えてくれた3人への感謝がとっても大きかったんだろうな。
星組公演の3人も出演したことがある作品だけでなく、月組時代や演じたことがない作品もあって、それはねねちゃん本人がやりたいと思ったから。そんなワガママ(それがワガママって思うのもねねちゃんらしい)にひたすら付いてきてくれた3人に申し訳ない気持ちと心からの感謝がないまぜになった涙なんだろうなと思いました。
我慢して、我慢して、堰を切ったように涙をぼろぼろ流し、ひらがなで懸命に感謝を伝えるねねちゃんは、分かりやすい甘やかさは皆無だけれども、とても健気で純朴で計算ができない女の子なんじゃないかな。
泣きすぎてほんのり訛りがでながら話す姿は、田舎から出てきた女の子がひたすら夢に向かて走っている姿と重なり、それこそがN-styleなんだと感じました。