いつの間にか目の前に救急隊員がいてその場を仕切っていた。私はゴミ箱を抱えて吐かせてもらいながら一点を見つめていた。それが小脳出血の特徴らしい。救急車に乗るときゴミ箱は店のだから置いて行けとなって吐きづらくなって辛かったけど何も言えなかった。何も余裕なかった。救急車が病院に着くまでは早かった、けどエントランスのような場所で2、3時間待った。この時間は周りの人がそう話していたからだ。全部吐ききったので水分をもらえないのがほんとにきつかった。唇を濡らしてもらった。救急車できてもこんなに寒い場所でこんなに待たされたら余力がある人でなければここで死んでしまうだろうなと思った。
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